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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は小反落、高値警戒感から利益確定売り圧力が継続
*09:53JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は小反落、高値警戒感から利益確定売り圧力が継続
【ブラジル】ボベスパ指数 61700.23 -0.82%
12日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比510.33ポイント安(-0.82%)の61700.23で取引を終えた。62286.33まで上昇した後、一時61278.79まで下落した。
小動きで寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、その後は安値圏で推移した。この日の欧米市場の下落を受け、ブラジル株にも売りが広がった。一方、テメル大統領の汚職疑惑に関する調査について、現時点では決定的な証拠が出ていないとの報道を受け、同政権が弾劾されるとの懸念がやや後退しているもようだ。
【ロシア】
休場
【インド】SENSEX指数 31095.70 -0.53%
12日のインドSENSEX指数は小反落。前日比166.36ポイント安(-0.53%)の31095.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同51.85ポイント安(-0.54%)の9616.40で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。SENSEX指数が過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が継続した。また、この日のアジア市場がさえない展開を示していることを受け、インド株にも売りが先行した。
【中国本土】上海総合指数 3139.88 -0.59%
週明け12日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比18.52ポイント安(-0.59%)の3139.88ポイントと5日ぶりに反落した。
資金ひっ迫懸念がくすぶる。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の1カ月物は上昇基調を強め、足元では約2年2カ月ぶりの高値水準で推移した。中国人民銀行(中央銀行)は先週、各種ツールを用い巨額の資金を供給したものの、金利低下にはつながっていない。利食い売りも出やすい状況。上海総合指数は先週末まで4日続伸し、約1カ月半ぶりの高値を連日で切り上げていた。《CS》
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