【株式市場】円相場が高どまりのため見送り気分が漂い日経平均は2万円を割る

2017年6月6日 16:02

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万9979円90銭(190円92銭安)、TOPIXは1596.44ポイント(13.53ポイント安)、出来高概算(東証1部)は17億482万株

 6日後場の東京株式市場は、円相場が11時頃から1ドル109円台に入ったまま高どまりする様子のため見送り気分が漂い、米国ではトランプ大統領に更迭された前FBI長官が一両日中に議会で公聴会と伝えられ、株価指数の先物にヘッジ売りが入る場面があったようだ。日経平均は14時頃から2万円の大害を割り込み、大引け間際に222円80銭安(1万9948円02銭)まで下押す場面があり、大引けでは6月1日以来の2万円割れとなった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、東京個別指導学院<4745>(東1)が今期最高益の見通しなどへの評価が再燃とされて一段高となり、旭化成<3407>(東1)は前立腺肥大症にともなう排尿障害剤の中国展開などが材料視されて戻り高値。アンジェスMG<4563>(東マ)は重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬の医師主導型臨床研究などへの期待再燃とされて後場活況高。

 東証1部の出来高概算は17億482万株(前引けは8億5341万株)、売買代金は2兆4671億円(同1兆2192億円)。1部上場2017銘柄のうち、値上がり銘柄数は292(同424)銘柄、値下がり銘柄数は1635(同1481)銘柄。

また、東証33業種別指数で値上がりした業種は空運1業種のみ(前引けは4業種が上げ)、値上がり率の小さい業種は、銀行、食料品、化学、その他製品、ゴム製品、水産・農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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