5日の香港市場概況:ハンセン0.2%安と3日ぶり反落、H株金融セクター下げ主導

2017年6月5日 20:05

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記事提供元:フィスコ


*20:05JST 5日の香港市場概況:ハンセン0.2%安と3日ぶり反落、H株金融セクター下げ主導
週明け5日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比61.06ポイント(0.24%)安の25862.99ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が69.38ポイント(0.65%)安の10597.05ポイントとそろって3日ぶりに反落した。売買代金は747億4400万香港ドルに縮小している(2日の売買代金は852億4000万香港ドル)。

本土株安が逆風。先週末の米株高などを好感して買いが先行したものの、本土市場で主要指標の上海総合指数が下げ幅を広げるなか、香港の各指数はマイナスに転じている。ハンセン指数は約1年11か月ぶりの高値を連日で切り上げていただけに、利食い売り圧力も高まっていた。

業種別では、H株金融セクターの下げが目立つ。中国農業銀行(1288/HK)が2.4%、中国工商銀行(1398/HK)と中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)がそろって1.1%、新華人寿保険(1336/HK)が2.3%、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が1.6%、中国太平洋保険集団(2601/HK)が1.4%ずつ下落した。

鉄鋼や非鉄など素材セクターの一角もさえない。馬鞍山鋼鉄(323/HK)が3.6%安、鞍鋼(347/HK)が2.1%安、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が1.2%安と値を下げた。

半面、国有企業改革に絡んだ銘柄群は急伸。国有企業の中国国電集団と神華集団に合併観測が浮上するなか、国電集団傘下の国電科技環保集団(1296/HK)が17.2%高、龍源電力集団(916/HK)が2.6%高、神華集団傘下の中国神華能源(1088/HK)が2.7%高と買い進まれた。

一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.45%安の3091.66ポイントで取引を終えた。時価総額上位の金融株が下げを主導。不動産株や自動車株なども下げた。半面、セメントなど素材株の一角はしっかり。


【亜州IR】《CS》

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