日経平均は大幅続伸、15年12月以来となる2万円台を回復

2017年6月2日 16:32

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記事提供元:フィスコ

*16:32JST 日経平均は大幅続伸、15年12月以来となる2万円台を回復
日経平均は大幅続伸。米5月ADP雇用統計が予想を上回る内容だったほか、米国債利回りの上昇や新車販売台数の減少に歯止めがかかったことが好感された。円相場は1ドル=111円台半ばまで下落し、本日の日経平均はこうした流れを受けて110円高からスタートした。寄り付き後も上げ幅を広げ、15年12月以来となる2万円台を回復すると、一時20239.81円まで上昇する場面があった。

大引けの日経平均は前日比317.25円高の20177.28円となった。東証1部の売買高は23億1512万株、売買代金は3兆2232億円だった。業種別では、鉄鋼、証券、海運、銀行、石油石炭が上昇率上位だった。一方、下落したのは食料品、情報通信、水産農林の3業種だった。

インデックスに絡んだ資金が終日流入する格好となり、売買代金上位では、メガバンク3行のほか、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>が上位に。一方で、個人主体の中小型株などは、利益確定の流れが優勢だった。《TM》

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