【業績でみる株価】帝国繊維は年初来高値更新の展開、17年12月期2桁増収増益予想で増額余地

2017年5月23日 11:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 消防ホースの最大手で、総合防災事業展開している帝国繊維<3302>(東1)は、17年12月期第1四半期が大幅増益となり、通期も2桁増収増益予想である。そして通期予想に増額余地がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期2桁増収増益予想で増額余地

 5月11日発表した17年12月期第1四半期(1月~3月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.6%増の90億05百万円、営業利益が同44.4%増の17億77百万円、経常利益が同37.5%増の19億40百万円、純利益が同41.5%増の13億45百万円だった。

 主力の防災事業が6.4%増収となり、全体を牽引して大幅増益だった。前年同期の売上に貢献した空港用セキュリティ商材は落ち込んだが、大手民間企業および基幹産業向け大型防災機資材や救助工作車などが伸長した。

 17年12月期通期の連結業績予想は、売上高が16年12月期比11.7%増の280億円で、営業利益が同19.8%増の40億円、経常利益が同22.2%増の45億円、純利益が同25.4%増の30億円としている。

 集中豪雨や市街地での大規模火災など多発化・激甚化する災害への対応、20年東京五輪を見据えたテロなど特殊災害への対応などを背景として、主力の防災事業が好調に推移する見込みだ。通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高32.2%、営業利益44.4%、経常利益43.1%、純利益44.8%である。第1四半期の構成比が高い収益特性を考慮しても高水準であり、通期予想には増額余地がありそうだ。

■株価は年初来高値更新の展開

 株価は4月26日高値1820円を突破して年初来高値更新の展開だ。5月15日には1858円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線が上向きに転じてサポートラインの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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