「美女と野獣」を抑え込む興行力!?日本未上映アニメ「ボス・ベイビー」とは?

2017年5月12日 11:56

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「美女と野獣」を抑え込む興行力!?日本未上映アニメ映画「 ボス・ベイビー 」とは一体何だ!?

「美女と野獣」を抑え込む興行力!?日本未上映アニメ映画「 ボス・ベイビー 」とは一体何だ!?[写真拡大]

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 4月21日より遂に「美女と野獣」の日本公開がスタートとなりました。日本でも大ヒットとなっており相当な興行成績が見込める状態となっております。

 実はこれは日本だけでなく世界的にも同様の話。本国、アメリカでも2週連続興行ランキング首位を獲得していたりします。

 さて、そんな「美女と野獣」でしたがアメリカでは3週目にして早くも2位に陥落してしまいました。なぜなら“あるアニメ映画”が初登場1位を獲得して首位を奪っていってしまったからです。その作品は続く翌週のランキングでも、1位に君臨し「美女と野獣」を連続で2位に抑え込みました。

 強力な「美女と野獣」を抑え込んだアニメ映画・・・

 それがドリームワークスアニメーションの最新作「ボス・ベイビー(BOSS BABY)」です。

 「ボス・ベイビー」とは一体どんな作品なのかを紹介します。

■メイドイン・ドリームワークスアニメーション


 本作「ボス・ベイビー」は3月にアメリカで公開されたばかりの3DCG長編アニメーション映画です。

 制作しているのはドリームワークスアニメーションです。ドリームワークスアニメーションの作品は、近年日本公開が絞られていることもあり、それほど知名度が高いとは言い難いのですが、「シュレック」「マダガスカル」「カンフーパンダ」「ヒックとドラゴン」などの映画作品を世に送り出してきたスタジオと紹介すればピンとくる人も多いのではないでしょうか。世界的に見ても特に有力なアニメ制作会社の一つです。

■絵本「赤ちゃん社長がやってきた」の映画化


 本作では、赤ちゃんの姿ながらその内面に大人の頭脳を持ち合わせた“ボスベイビー”が、任務を遂行するためにとある家族のもとにやってくるという物語。

 実は「赤ちゃん社長がやってきた」という絵本を原作としており、その設定をベースにドリームワークスアニメーションらしい楽しい長編アニメ映画へとアレンジしている映画です。

トム・マクグラス監督の最新作
 本作の監督を務めるのはトム・マクグラス監督です。これまでもドリームワークスアニメーションで「マダガスカル」シリーズの制作に関与しており、共同監督として名を連ねてきた方です。

 また、忘れちゃいけないのが、日本での劇場未公開作品「メガマインド」の監督を務めたのもトム・マクグラス監督です。「メガマインド」では悪役を主役にして、悪役に実は意外な一面がある・・・という、一般的な認識の裏をかいた作品でした。「ボスベイビー」もまさに設定の意外性が面白い作品なので、相性が良かったのかもしれません。

■現在もアメリカでヒット中!


 「ボスベイビー」は3月末のアメリカ公開からひと月が経ちましたが、現在も引き続き興行ランキングの上位をキープしているロングランヒット状態です。3週目に「ワイルド・スピード ICE BREAK」に首位を受け渡してしまったものの、3週目そして4週目と、2週連続でその下の2位を「ボスベイビー」はキープしている状態でした(そしてその下の3位で「美女と野獣」もランキング位置をキープ。こちらもすごい!)。

 この記録を果たしてどこまで伸ばすのかが現在進行形で注目となっています。

 これだけの注目作品でありながら、現状「ボスベイビー」の日本公開予定は発表されていません。前述の通り、昨今のドリームワークスアニメーション作品は、劇場上映されない作品が多数ある状態です。もしかしたら、この「ボスベイビー」もディスクスルーといった形での日本上陸になるかもしれません。

 なかなか洋画の日本興行は難しいという事情もあるのかもしれませんが、できればアメリカ同様、大スクリーンで本作を楽しめたら良いなぁ、と思う次第です。

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(あにぶ編集部/ネジムラ)

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