米国株見通し:地政学リスク警戒のなかイースター休暇に向け手控えも

2017年4月12日 19:46

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記事提供元:フィスコ


*19:46JST 米国株見通し:地政学リスク警戒のなかイースター休暇に向け手控えも
S&P500先物 2349.75(-1.25) (19:30現在)
ナスダック100先物 5399.50(-2.25) (19:30現在)

19:30時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは5ドル安程度で推移。欧州は小幅ながらも買い先行で推移している。原油先物相場は、上昇して推移している。

11日の米株式市場は下落。シリアや北朝鮮情勢への警戒感から投資家心理の悪化が続いており、売り優勢の展開。また、安全資産として米国債を選好する動きが強まり、国債利回りが下落したことで金融株を中心に軟調推移だった。

引き続きシリアや北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒から方向感の掴みづらい展開が続きそうである。なお、米国が中国に圧力をかけるなか、習近平国家主席はトランプ米大統領と電話会談を行い、中国は平和的な問題解決を望むとの従来の見解を繰り返し強調している。米空母が朝鮮半島に向け航行し、15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年には、北朝鮮近海に至るとみられ、緊張が高まる中では積極的な売買は手控えられよう。また、市場参加者は週末のイースター休暇に向けて積極的なポジションは取りそうもない。

なお、投資家が韓国株のポジションを弱気に傾け始めていると、米経済誌バロンズが伝えている。北朝鮮が隣国を攻撃し、市場の急落を招くと見越していることは明らかと。投資家は資産総額32億ドルのETF「iシェアーズMSCI韓国キャップトETF」のプットオプションを購入してきたが、その背後には同ETFが今夏にも10%以上下落するとの読みがあるとも伝えている。《KK》

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