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ジャンプラブコメの金字塔、『いちご100%』の続編が連載決定
新しく再スタートを切る『いちご100% EAST SIDE STORY』にて、新しいヒロインもすでに発表(c)河下水希/集英社[写真拡大]
■当時の読者をメロメロにした『いちご100%』が帰ってくる
4月28日発売の『少年ジャンプGIGA』1号において、『いちご100%』の続編がスタートすることが決まった。当作品は、2002年から『週刊少年ジャンプ』にて連載されており、連載雑誌を変えて再スタートを切ることになる。
■続編名は『いちご100% EAST SIDE STORY』に決定
『少年ジャンプGIGA』においてはじまる続編名は『いちご100% EAST SIDE STORY』に。この発表は3月27日発売の『週刊少年ジャンプ』で行われ、タイトル名もそこにて判明。また、宣伝に使われた絵では『いちご100%』のヒロインである東城と西野の2ショットが掲載された。同時に、「続編のヒロインは誰なのか!? あの名作の続きを連載で!」という触れ込みも紹介。
現在では、『いちご100% EAST SIDE STORY』にてヒロインと思われるキャラクターのビジュアルも発表。見た目からも、『いちご100%』のヒロインである東城に似たキャラクターになっており、ファンからは多くの期待が寄せられている。
■少年雑誌で異色のラブコメだった『いちご100%』
『いちご100%』は河下水希著の漫画で、2002年から2005年まで連載。現在は『月刊YOU』にて『群青にサイレン』を連載しており、ペンネームを「桃栗みかん」に変更している。
ストーリーとしては、映画監督に憧れる中学生・真中淳平の青春物語である。真中が放課後に校舎の屋上に訪れると、上から少女が目の前に飛び降りてきた。しかし、彼女は着地に失敗して倒れ込み、その際にいちご柄のパンツが見えてしまう。ドジで可愛い少女に一目ぼれした真中だが、彼女のことを知らなかった。屋上には1冊のノートが落ちており、そこには「東城綾」という名前が書いてあるだけだった。
後日、真中は校内で屋上で見かけた女の子を探すが、それが学園のアイドルである「西野つかさ」説が浮上する。真中は確信を持てないまま勢いで告白すると、なんと成功してしまう。真中にとってはうれしい誤算であったが、ノートに記された「東城綾」と思われるおさげ髪の女の子にも惹かれていく。
「友情・努力・勝利」の3つがテーマとなっている漫画が多い『週刊少年ジャンプ』。その中でも徹底したラブコメディを描いた『いちご100%』は、多くの読者に強い印象を与えた。
■当時のドキドキ感を続編にて楽しむ
『いちご100% EAST SIDE STORY』は、当時『いちご100%』を楽しんだ層から多くの期待の声を寄せられている。ジャンプ発のドタバタ恋愛劇は大きなヒットを記録し、アニメ化やゲーム化も実現している。それだけ独自のドキドキ感を持った漫画であることがわかる。
『いちご100% EAST SIDE STORY』は、2017年4月28日発売の『少年ジャンプGIGA』1号から連載がスタートする。当時『いちご100%』を楽しんだ人や、ラブコメが好きな人はチェックしてみるといいだろう。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る)
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