『 バクマン。 』新妻エイジは、作中の少年ジャンプを代表する天才作家!

2017年3月24日 08:51

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『 バクマン。 』新妻エイジは、作中の少年ジャンプを代表する天才作家! あなたにとってのエイジは誰?

『 バクマン。 』新妻エイジは、作中の少年ジャンプを代表する天才作家! あなたにとってのエイジは誰?[写真拡大]

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 創作活動をしている方の中には、自分にとっての新妻エイジを掲げている方がわりといるらしいです。というわけで、今回は『 バクマン。 』に登場する新妻エイジというキャラクターについて、触れてみようと思います。

■『 バクマン。 』の新妻エイジは変人だけど天才


 新妻エイジとは、『 バクマン。 』の主要キャラクターにして、主人公ペアである亜城木夢叶(真城最高、高木秋人)のライバル、天才漫画家です。

 漫画家としてデビューとしたのは15歳の頃。真城達よりも早くデビューを決めたため、歳の近い二人はエイジをライバル視するようになります。その後、エイジの方も二人の作品を読み、同様にライバルとして考えるようになるのです。

 彼は、作業用のBGMを爆音で流したり、効果音を口に出しながら漫画を描くという変人ですが、クオリティの高い漫画をすごい速さで量産していく、漫画家としてのスペックはトップクラスの実力者です。とにかく漫画を描くのが大好きで、ダブル連載をやりながらも、他作品用のネタを大量にストックしたりもしている、まさに人生を漫画にささげているようなキャラクターです。

 当初はろくにネームを描かなくても、キャラを自在に動かし作品を面白くすることが可能な天才でした。しかし、真城達とのやり取りを通して、ネームをきちんと作成するようになります。ただでさえ天才なのに、さらにパワーアップしたわけです。

■作品リスト


『CROW(クロウ)』
 新妻エイジの代表作であり、少年ジャンプ(作中の)の看板でもある王道バトル漫画です。コミックスの売上は10巻の時点で850万部を突破し、アンケートでは10週連続1位を獲得した化物のような大ヒット作です。

 TVアニメ版では、作中作として『CROW』のOP映像が流れたこともあります。歌ったのは喜多修平さんです。

『+NATURAL(プラスナチュラル)』
 原作は秋名愛子という小説家であるため、正確にはエイジの作品ではありませんが、作画を担当しました。週刊で『CROW』とのダブル連載を果たし、その上で質の高い作画を提供し続けました。

『LOVE力A to Z(ラヴぢからエートゥゼット)』
 作中のジャンプの企画として登場した読み切り作品です。恋愛をテーマにした物語で、アンケートの結果はいまいちなものでした。いかに天才とされているエイジでも、苦手な分野はあった模様。

『ZOMBIE☆GUN(ゾンビガン)』
 『CROW』の次に登場した、王道的なストーリーでありながらも、ゾンビを主人公にするという邪道路線をも取り入れた作品。亜城木夢叶の作品と順位を競い、アンケートの結果で2位という好成績と取りながらも、1位を亜城木夢叶に奪われたという理由で、ライバルキャラを殺し敵を変更させるというリスクの高い作戦を実行。結果、その週は1位を獲得しました。ばっちり結果を出してくるところが、天才です。

 予測不能の展開を連発した大ヒット作であり、第1巻が早々に90万部の増刷を決めました。凄すぎる。

■永遠のライバル


バクマン。
 新妻エイジと亜城木夢叶は共にジャンプを代表する人気作家であり、ライバルでもあります。

 彼らは、福田組という漫画家同士で意見を交換し合うグループのメンバーでもあります。しかし、それでも漫画づくりになれば一切の遠慮がなく、『ZOMBIE☆GUN』の頃は亜城木夢叶の『REVERSI』と、常にアンケート1位2位を競いました。

 新妻エイジと亜城木夢叶は、常に競い合い、成長し合い、ジャンプを盛り上げ続けていく永遠のライバル同士なのです。

 共に競い合いながら成長していけるライバル。いいですよね。現実にはなかなかこういう関係はありません。だけど、新妻エイジと亜城木夢叶のような理想的な関係にはなれなくても、自分の中で目標にしたい、超えたいライバルとして、「my新妻エイジ」を設定している方は結構いるようです。

 筆者としては、むしろ自分が新妻エイジになりたいところですが。

 あなたにとっての新妻エイジは、誰ですか?

 『 バクマン。 』アニメ未放送回~編集者全否定!?金の力で面白い漫画を量産する方法!!~

(あにぶ編集部/星崎梓)

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