関連記事
【注目銘柄】小林産業は17年10月期第1四半期大幅増益で通期予想に上振れ余地
小林産業<8077>(東1)に注目したい。建設用ボルト・ナットの首位商社である。3月16日発表した17年10月期第1四半期連結業績は大幅増益だった。そして通期予想に上振れ余地がありそうだ。株価は昨年来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。13年10月高値375円も視野に入りそうだ。
17年10月期第1四半期(11月~1月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.3%増の50億24百万円、営業利益が同45.0%増の1億25百万円、経常利益が同35.2%増の1億40百万円、純利益が同40.0%増の92百万円だった。建設関連の需要が堅調に推移し、出荷効率化効果なども寄与したようだ。
17年10月期通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比6.5%増の205億円、営業利益が同5.1%増の3億50百万円、経常利益が同5.5%増の5億60百万円、純利益が同39.9%減の3億60百万円としている。
通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が24.5%、営業利益が35.7%、経常利益が25.0%、純利益が25.6%と順調な水準である。建設関連の需要が堅調に推移して通期会社予想に上振れ余地がありそうだ。
株価は昨年来高値更新の展開である。そして3月上旬に動意づいて3月8日には325円まで上伸する場面があった。日足チャートで見ると上向きに転じた25日移動平均線がサポートラインの形となった。また週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって中段保ち合い上放れの形となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。13年10月高値375円も視野に入りそうだ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【編集長の視点】エルテスは続落も新サービス提供開始で成長可能性を見直し直近IPO株買いの再燃が有力(2017/01/06)
・【株式評論家の視点】キャリアは「働き方改革」の推進で、アクティブシニアの就労機会を創出(2017/01/07)
・【編集長の視点】スタジオアタオは反落も独自ビジネスモデルの高評価が続き直近IPO株買いで上値チャレンジ余地(2017/01/10)
・【株式評論家の視点】アグレ都市デザインは価格以上の価値を顧客に提供できることが強み(2017/01/11)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク