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『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第47話「生け贄」【感想コラム】
『 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 』2期 第22話(第47話)「生け贄」【感想コラム】©創通・サンライズ・MBS[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
最終話まであと数話を残すのみとなった、鉄血のオルフェンズ。
ガンダムの世界観を取り入れたメンズアパレルショップ「STRICT-G」3店舗にて、2017年3月18日(土)より『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』完結記念フェアを開催されることが決定しました! 対象商品を5,000円以上購入すると、先着で「セブンスターズエコバッグ」がプレゼントされます。
ぜひご興味のある方は、コラボ期間中にお店におとずれてみてください!
ということで、鉄血のオルフェンズ第47話も感想、考察、etcをやっていきたいと思います!
■『 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 』第47話「生け贄」
火星へ戻ってきた鉄華団。情勢が一変した中、オルガが下す決断とは?
■ラスタルの仕掛けた罠
先の大戦で深手を負った革命軍。一旦後退し、こちらの拠点でもある火星で迎え打とうと計画していた彼らだが、火星で待ち受けていたのはまさかの新江からの裏切りでした。
なんということでしょう、今回の敗戦によりギャラルホルン内でも立場や信頼が揺らぎ始めているマクギリス。
未だにバエルの効力に縋るもその力は及ばす…しかし、これまでの恩義によりマクギリスの入港を「見逃す」新江。
なんとか火星に降り立つことができたものの、資金も物資も尽きている不利な状況に変わりがない。この状況にさすがの鉄華団も、最初に手を組んだ時とは状況が変わってきているため今度は鉄華団に主導権を握らせるように提案をかけます。
しかし、火星で待ち受けていたのはさらなる地獄でした。なんとマクギリスと共謀した悪人のように鉄華団がニュースで取り上げられていたのです。もちろん、それはラスタルが鉄華団たちを指名手配として仕掛けたもの。
第二期の一話では、社会的地位が確立しはじめていた鉄華団。しかしここにきてそれは逆戻りし今やニュースで取り上げられる犯罪者集団のような扱いに成り下がってしまうという、まさかの展開に鉄華団のメンバーの中にも不穏な空気が流れ始めるのでした。
■オルガの提案のザックの覚悟
ラスタルはしつように鉄華団の存在そのものを潰しにかかっていました。
指名手配にすることで、世間体や地位は下がり融資のお金も借りることができずにじわじわと精神的に追い詰められていく鉄華団。本来ホームグラウンドであったはずの火星で逆に責められていく過酷ともいえる状況に、オルガも一つの決断をします。
鉄華団のメンバーに辞めたい奴がいるのなら、辞めてもいいという申し出でした。
それでもこれまでの恩義があるから、辞めても結局のところ居場所がないから、様々な過去や理由からほとんど人間が鉄華団に残る決意をします。
そんな中で一人、この戦いに疑問をもっていたザックは鉄華団からの脱退を宣言。
鉄華団全員が様々な理由から、仕方なしにこの戦いに挑んでいるのとをわかっているザック、だからこそ大切な仲間たちが、この先の戦いでみすみす犠牲になってしまうかもしれない状況にひどく葛藤していました。
こんな勝ち目のない戦いなんて放棄してしまえばいい、でももはやそれすらも許されない引き返さないところまで来てしまっている。
ザックの脱退宣言に鉄華団のメンバーもどこか口数少なげになり、この発言はある意味で鉄華団のメンバーに大きな一石を投じたのかも知れません。
■幸せ家族計画
えーまずはじめに私はこれまで、アトラこそが正ヒロインだ、アトラちゃんかわいい、どうにかみんなが救われるエンドになってくれないか、などと私情をぶちこんでまいりましたが、ココに来て自体が急転しました。
急転直下、青天の霹靂、なんとアトラさんが三日月さんの子を…ベビーを…なんと…授かったと。
いやいやいやいや、いきなり過ぎるでしょ!そらクーデリアもノリツッコミしちゃうよ!!!
あの戦争の間にいつの間に仕込んでたんだよ!!!
ハッピーエンドを望んだけどそれは飛躍しすぎィ!!!
この事後報告に、戸惑ってしまうクーデリア。
『こうなることはわかっていたけれど、嬉しいような苦しいような複雑な気持ちです』というクーデリア、私も同じ気持ちです。
『だったら、クーデリアさんも作りましょう』
え?やだなに言ってるんだアトラ。きっとアトラなりのやさしさからの発言なのでしょうが、ちょっと天然なバカップルの発言は恐ろしやですね…。
……いや、三日月曰く『まだ出来てるかわからない』らしい。この天然2人のことだから勘違いの可能性も否めませんぞ。
■全てを捨てて、目指すは地球
そんな歓喜にわいている一方で、オルガはラスタルに鉄華団を解散させこの一件から手を引くこと、そしてマクギリスとバエルを引き渡すことで見逃して欲しいと持ちかけます。
つまりは完全な降伏宣言。苦肉の策。
しかし、ラスタルはそれを受け入れません。マクギリスの件で失墜したギャラルホルンの権威を復活させるために必要なのは鉄華団を倒すこと。
指名手配され、今や逆賊の悪徒となった鉄華団たちを『生贄』にすることで民衆を味方につけギャラルホルンを再建させようというのがラスタルの狙いでした。
まさに徹底的に潰しにかかるラスタル。鉄華団に残された道はもうないのか…勝ち目のない戦いを挑む以外にないのか。
そこに一筋の光明が差します、鉄華団が指名手配されているのならば、他人になりすまし鉄華団そのものを消せばいい。火星はもうラスタルの手が及んでいますが、地球ならあるいは。しかし、すでに回線はすべて切断されギャラルホルンに囲いこまれてしまう。
■鉄華団にとっての幸せ
テイワズとの盃を割り、マクギリスについていくと決めてからは仲間を失い、これまでの地位を失い、これまでの関係を失い、そして道を失いかけている鉄華団。最後の光、アーブラウと地球を前に立ちはだかるのはギャラルホルン。
しかし、マクギリスとバエルはいまだに空気なんですけど一体どうなるんだ!? ラスタルですらマクギリスを相手にしてない気がするけど……。
そして最後の道である地球への逃亡。
なんでしょう、傲慢に力と幸せを手に入れようと火星の王を目指したが失敗し、命からがら地球に逃亡し自分たちの存在そのものを消し世間から隠れひっそりと暮らすようになったけれども、鉄華団という家族に囲まれたささやかな幸せが一番だった気づかされた…とかいうエンドになるのでしょうか(勝手な予想ですが。
う~む、ザックのいうように戦うことはばかげている働きながら暮らすという手段はあるという主張ももちろんだし、様々な理由から戦う意外に道がない、それでもそんな自分たちを受けれいれてくれた鉄華団が幸せというメンバーもいることも事実。鉄華団のメンバーたちにとっての幸せはなんなのかというのを考えさせる展開になってきました。来週以降も楽しみにしていきましょう。
(あにぶ編集部/Uemt)
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