伊人ジャーナリストが福島原発ドキュメント映画

2017年3月13日 11:54

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

イタリア人ジャーナリストが「東京電力福島第一原発事故」を追いかけたドキュメント映画「福島原発の悲劇」が11日からネット上で1週間限定・無料放映されている。

 ジャーナリスト・ピオさんが独自の視点で問題点に迫る姿勢から、事故発生時の課題、その後の課題、そして未来への課題を提起し、問いかけている。また安倍政権下での日本政府の原発政策の本質的な部分まで視聴者に垣間見せる出来栄えになっている。

 ドキュメントにも登場する菅直人元総理によると、このドキュメント映画は「昨年3月11日、イタリアのSKYTG24テレビで初公開され、その後、アメリカ、カナダ、ブラジルなど16か国で放映されたが、日本ではテレビ局が放映をOKしないため、日本では正式には公開されていない」とブログに書いている。

ドキュメント映画を観れば、その理由らしき部分も数点見つかる。興味深い構成になっている。菅元総理は「ピオさんは日本滞在も長く、日本人にもぜひ見てもらいたいと考えて作った映画」と紹介している。ネットで『福島原発の悲劇』と検索。すぐ観ることができる。映画時間は約1時間24分。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
東京は今も危ない 福島原発2号格納容器を懸念
50万欲しさに500万以上の声聴いてない民進
政党は国民全体の立場で政策判断せねば 原発で
650シーベルト濃度に費用は東電も廃炉は国で
汚染水「海洋生物にも影響」の指摘に、総理反論

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事