関連記事
脱・原発にかかるコストは約40兆円という試算
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 東京新聞が、「脱・原発」に掛かるコストを独自に集計したところ、その総額は約40兆円にも上るという試算を明らかにしている。
費用の半分以上である21.5兆円が福島第一原発関連の費用で、廃炉コストが8兆円、賠償金が7.9兆円。除染費用が4兆円、中間著乗施設のコストが1.6兆円だという。そのほかで大きいのは最終処分場(3.7兆円)。福島第一原発以外の廃炉費は「予定より廃止を早める原発」が0.2兆円、「その他の廃炉」が2.9兆円、もんじゅ・常陽が1.6兆円、核燃料サイクルが10兆円となっている。
とはいえ、福島第一原発の「後片付け」はやらなければならないわけで、今後いかに費用負担を増やさずに作業を進めていくのかを議論すべきであろう。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | 日本 | ハードウェア | 電力 | 原子力
関連ストーリー:
柏崎刈羽原発の免震重要棟で耐震性能が不足している可能性が発覚、東電は「社内の連絡不足」と主張 2017年02月21日
台湾、脱原発法を可決 2017年01月13日
政府、高速増殖炉「もんじゅ」に代わる実証炉の開発方針を示す 2016年12月02日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク