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【注目銘柄】相模ゴム工業は昨年来高値を更新して15年10月高値に接近
■17年3月期第3四半期累計が大幅増収増益で通期予想を増額修正
相模ゴム工業<5194>(東2)に注目したい。コンドームの大手で、食品包装用フィルムも展開している。2月13日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績が大幅増収増益となり、通期連結業績予想を増額修正した。株価は昨年来高値を更新して15年10月高値に接近している。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比19.4%増の43億82百万円、営業利益が同2.4倍の13億04百万円、経常利益が同2.2倍の10億25百万円、そして純利益が同2.4倍の6億99百万円だった。
ヘルスケア事業は大幅増収増益だった。ポリウレタン製コンドームのセールス・ミックスが上昇し、中国・アジア向け輸出も伸長した。プラスチック製品は原油価格下落に伴う製品価格改定で減収だが、大幅増益だった。
通期の連結業績予想は、売上高を2億円増額して16年3月期比19.6%増の58億円、営業利益を3億円増額して同2.6倍の16億円、経常利益を3億円増額して同2.4倍の13億円、純利益を2億円増額して同2.7倍の8億50百万円とした。なお第3四半期累計の営業外費用に為替差損3億14百万円を計上したが、今後の為替相場によって差損益の金額は変動する。
株価は昨年来高値更新の展開で2月13日には1169円まで上伸した。そして15年10月高値1275円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。増額修正を好感して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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