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【中国】第一汽車の1月新車販売、1割増の過去最高32.3万台に
記事提供元:フィスコ
*22:20JST 【中国】第一汽車の1月新車販売、1割増の過去最高32.3万台に
自動車メーカー大手の中国第一汽車集団は6日、今年1月の新車販売台数が前年同月比13.9%増の32万3000台に達したことを明らかにした。1月としては、過去最多を記録している。中でもトラックメーカーの一汽解放汽車が129.4%増の2万9000台を売り上げるなど、好調ぶりが目立った。複数メディアが7日伝えた。
トラック販売の好調は政策の影響によるもの。中国政府が昨年8月、過積載車両に対する取り締まりを強化し、トラックの不正改造を禁じる新規定を発表したことを受け、物流会社などによるトラックの買い換え需要が拡大した。
このほか、乗用車の一汽轎車は11.0%増の1万3000台を売り上げた。一汽轎車をめぐっては、今年発売予定のコンパクトSUV「奔騰X40」が今後の業績のカギを握る見通し。すでに予約の受付を開始しており、市場の反応も良好だという。
合弁企業では、フォルクスワーゲン(VW)と共同出資する一汽大衆汽車が8.5%増の19万8000台。うち、VWブランドの販売台数が15.5%増の14万7000台に達した。また、一汽豊田(トヨタとの合弁)は4.6%増の5万5000台、一汽馬自達(マツダとの合弁)は139.5%増の1万2000台を記録。一汽豊田に関しては、17年の目標販売台数を70万台に設定している。
中国の3大自動車グループの一角を占める第一汽車集団は、年間の販売台数で国内3位という位置付け。16年のグループ販売台数は310万5700台に達し、上海汽車集団の647万1600台、東風汽車集団の427万6700台に続いた。
【亜州IR】《SK》
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