【中国】ストレス原因で情緒不安定、8割以上が経験あり=現地紙調査

2017年2月12日 12:45

印刷

記事提供元:フィスコ


*12:45JST 【中国】ストレス原因で情緒不安定、8割以上が経験あり=現地紙調査
仕事や生活に関するストレスが増える現在、あるアンケート調査で、「ストレスによって情緒不安定になったことがある」と回答した人が全体の85.7%を占めた。

中国青年報社・社会調査センターが実施したもの。北京市の公立学校で教師を務める楊さんは最近、「怒りをコントロールできなくなった」と感じている。生徒のテストの結果が悪く、放課後に補習を行うが、一部の生徒は補習の時も不真面目。いつ
も大声で叱りつけたくなるという。

情緒不安定の症状は人それぞれだ。アンケート調査の結果では、「むやみに怒る」が62.0%、「ふさぎ込む」が48.2%、「やたらと物を投げつける」が30.9%、「下品な言葉を話す」が26.7%、「大いに泣く」が19.2%を占めた。また、「情緒不安定は自分に損失をもたらす」と回答した人は全体の71.5%に達している。

情緒不安定を引き起こす原因としては、「自分の能力を超えた問題に遭遇した」が52.2%、「生活のリズム・計画が突然乱された」が45.1%、「コミュニケーションのまずさ」が38.2%、「生活や学習上のストレス」が37.8%、「失恋」が32.2%など。情緒不安定を解消するために行っていることに関しては、「音楽を聴く」が50.6%、「気楽なことをして気分転換する」が37.5%、「運動する」が35.4%という結果だった。


【亜州IR】《SK》

関連記事