【注目銘柄】東洋ビジネスエンジニアリングは上場来高値に接近、17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期増額修正

2017年2月3日 10:15

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ERP(統合基幹業務)システムをベースとしたソリューション事業を展開する東洋ビジネスエンジニアリング<4828>(東1)に注目したい。2月2日発表した17年3月期第3四半期累計の連結業績は大幅増益だった。そして通期利益予想を増額修正した。さらに再増額余地がありそうだ。株価は14年7月の上場来高値に接近している。上げ足を速める可能性がありそうだ。

 17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比7.4%増の96億73百万円、営業利益が同2.3倍の5億83百万円、経常利益が同2.3倍の5億84百万円、純利益が同2.1倍の3億31百万円だった。主力のソリューション事業の受注高が同8.8%増と好調に推移して全体を牽引した。

 通期の連結業績予想は2月2日に増額修正した。売上高は2億円増額して前期比3.6%増の130億円、営業利益は1億円増額して同31.7%増の7億円、経常利益は1億円増額して同30.6%増の6億90百万円、純利益は50百万円増額して同26.2%増の4億円とした。修正後の通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74.4%、営業利益が83.3%、経常利益が84.6%、純利益が82.8%と高水準である。通期予想に再増額余地がありそうだ。

 株価は16年9月1529円を突破して昨年来高値更新の展開となった。そして2月2日には1573円まで上伸し、14年7月の上場来高値1600円に接近している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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