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【注目銘柄】綜研化学は14年11月高値目指す、17年3月期利益予想を増額修正
粘着剤を主力とする綜研化学<4972>(JQ)は30日、300円高の1706円と一時ストップ高し高値を更新している。1月27日に7年3月期連結利益予想の増額修正を発表した。株価は昨年来高値更新の展開で、15年6月高値も突破した。14年11月高値を目指す展開が期待される。
17年3月期通期の連結業績予想は、売上高を5億円減額して前期比1.9%増の265億円、営業利益を9億円増額して同92.9%増の24億円、経常利益を7億円増額して同98.6%増の20億円、純利益を6億円増額して同2.6倍の14億円とした。
売上高は中国市場において加工製品の販売が想定を下回ったため減額したが、利益面では原料価格が想定を下回って推移し、コスト削減への取り組みによる採算性の改善も寄与する。また円安に伴って上期計上した為替差損が減少する見込みだ。
株価は昨年来高値更新の展開で、15年6月1386円も突破して1月27日には1428円まで上伸し。30日、300円高の1706円と一時ストップ高し高値を更新している。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドの形だ。好業績を評価して14年11月高値1728円を目指す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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