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【注目銘柄】京都きもの友禅は17年3月期第3四半期累計が大幅増益、通期利益予想は増額の可能性
京都きもの友禅<7615>(東1)に注目したい。1月26日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績は大幅増益だった。そして通期の利益予想は増額の可能性がありそうだ。株価は昨年来高値更新の展開で14年~15年のモミ合い圏に回帰した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比2.4%減の96億99百万円だが、営業利益が同2.3倍の7億07百万円、経常利益が同99.8%増の8億23百万円、純利益が同78.9%増の5億38百万円だった。
和装関連事業の受注は一般呉服が7.9%減少したため全体として5.0%減少したが、振袖販売およびレンタルは1.2%増と堅調だった。また和装関連事業の粗利益率が改善したことに加えて、広告費・販促費を中心とする経費全般の削減・効率化も寄与して大幅増益だった。
通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が前期比13.7%増の141億20百万円、営業利益が同3.4倍の8億07百万円、経常利益が同2.4倍の8億71百万円、純利益が5億20百万円(前期は7億83百万円の赤字)としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高68.7%、営業利益87.6%、経常利益94.5%、純利益103.5%である。通期利益予想は増額の可能性がありそうだ。
株価は昨年来高値更新の展開となり、1月26日には1000円まで上伸した。そして14年~15年のモミ合い圏に回帰した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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