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【業績でみる株価】富士通ビー・エス・シーは17年3月期第3四半期累計が黒字化で通期も大幅増益予想
システム開発の富士通ビー・エス・シー<4793>(JQ)が1月24日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績は黒字化した。そして通期も大幅増益予想である。株価は15年7月高値を突破した。収益改善を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.8%増の234億93百万円、営業利益が6億88百万円(前年同期は5億23百万円の赤字)、経常利益が6億60百万円(同5億09百万円の赤字)、純利益が6億21百万円(同30億57百万円の赤字)で、各利益とも黒字化した。
エンベデッドシステムの大幅伸長やソリューションサービスの好調が牽引し、不採算プロジェクトの抑制も寄与して各利益とも黒字化した。純利益は前期の繰延税金資産取崩の影響一巡も寄与した。
17年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期(16年3月期)比3.6%増の330億円、営業利益が同9.4倍の10億円、経常利益が同8.8倍の10億円、純利益が7億円(前期は22億48百万円の赤字)としている。
株価は15年7月1030円を突破して、1月10日と11日の1118円まで上伸した。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。収益改善を評価して上値を試す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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