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【リレー企画】今こそリメイクをしてほしいアニメ「風の谷のナウシカ」
【リレー企画】今こそリメイクをしてほしいアニメ「 風の谷のナウシカ 」[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
前回コラムの思い出:前回コラムはあにぶライター笠井さんの「ダイの大冒険」でしたが、筆者の中のダイの大冒険といったら、やはりアバン先生でしょう!!
筆者の小学生時代には既にドラクエ人気が全盛期であり、それに伴いアニメ、ダイの大冒険もまた人気が急上昇している時期でした。その中でも特にアバン先生の「アバンストラッシュ!!」はインパクトが強く、ほうきや傘でチャンバラする同級生が急増し、校内では軽く社会現象化していました(笑)
しかし、筆者が当時見ていたアニメでは、アバン先生のように登場キャラが死ぬという珍しさを今でも覚えています(しかし、後から知りましたが実は死んでいなかった?という衝撃もあります(笑))
さて、今回私、金剛たけしが、リメイクを望む作品、それは宮崎駿監督の大作「風の谷のナウシカ」です!!
■アニメでは原作の1~2巻に相当?
長編アニメ「風立ちぬ」を最後に、長編アニメから引退宣言をした、日本を代表するアニメーター、宮崎駿監督。古くは「ルパン三世カリオストロの城」や、ジブリの代表作にして今なお愛されるアニメ「天空の城ラピュタ」はツイッターでの「バルス」現象を起こす等今なおアニメ業界に大きな足跡を残したとも言えるでしょう。
そのスタジオジブリですが、様々な報道機関によると、また再始動しすでに企画まで出しているのだとか。
これは、アニメファンにとって朗報ではないでしょうか。
ところで、筆者としては、原作が存在して、なおかつ映像化したのが全体の最初の20%くらいというあの名作を、いくつかの章に分けてでもいいから、リメイクをしてほしいアニメがあります。そう「風の谷のナウシカ」です!!正直な話、何年待ってもいいから、原作を映像で見たい!!
■現代社会に訴えかけた、ナウシカの世界観?
正直ですね、原作「風の谷のナウシカ」と初めて出会ったのが、小5の時でしたが、はっきり言って理解ができませんでした!!ただ、アニメではすぐ死んでしまう、巨神兵が、原作では歩いている!!そして、ナウシカを母さんと呼び、「オーマ」と名前を付けている!!
これだけは、覚えています。しかし、30を過ぎた今、この作品を見ると、本当に面白いです!!
宮崎監督といえば作品に、「訴えかける」という作品が多いのが特徴です。例えば、この、ナウシカで例えるなら筆者の解釈ではありますが
「文明社会が崩壊し、既に技術が失われた世界で生きる人々」という世界観を表現しているなど、現代が持っている問題意識を持った作品が特徴です。まさに、ナウシカの世界では、環境汚染により「腐海」が発生、それにより人間は絶滅の危機に陥るという世界を表現し、あたかも自分たちの現実世界に訴えかけているようなメッセージのこもった作品ですね。現在の地中温暖化による気候変動で、被害を受けている人類、というリアルの世界とまさにリンクしているかのようにも思えます。
■「ラピュタ」夢を与える作品なら「ナウシカ」は現実社会を考えよ!な作品?
今の小学校にはあるかわかりませんが、筆者の小学生時代には、「道徳」という時間がありました。要は教科書を用いて「人間性構築」を目的としたような授業でしたが、この授業の時に「ラピュタ」を視聴した時がありました。幼いながら、ラピュタは非常に夢を与える作品と今でも覚えていますが、筆者としては、もし道徳という時間があるなら「ナウシカ」を見ていただきたいと思います。
それは、ナウシカの動物を思いやる姿勢や、原作では、復讐に燃えたペジテのアスベルが、クシャナを殺そうとするも、ユパが「降伏した相手を殺すな、復讐は何も生まん」的なシーンがあります。これらは、人間として、このような場面に立ったら自分はどうするか?という事を問いかけるのにも、教育として非常に向いている作品だと筆者は思います。
実際、アニメにおいても「命の尊さ」を訴えるシーンや、「己の目的の為に王蟲等、他の生き物を利用して己の敵と殺し合いをさせる」等のシーンもあり、それに反発するナウシカなど、まさに、人間の業をそのまま表現したアニメであります。
■メッセージ性だけではありません!!派手なアクションも見どころ!!
また、ミリオタとしても有名な宮崎監督。登場する飛行艇や戦車は、まさにこのアニメ、原作の醍醐味になっています。特に戦車オタの筆者としては、トルメキアの使用する戦車が大戦中のイタリア軍突撃砲、ガルパンのアンツィオ高校でも使用された「セモヴェンテM40」をモチーフにしている説もあり、ミリオタ達を魅了する作品です。
また、アクションシーンといえば、原作でナウシカより「オーマ」と名前を与えられた巨神兵が、ナウシカとともに、一つの国を滅ぼしに行くという、ものすごい展開が待っていますね。このシーンは見方によっては、軽く怪獣映画を見ている気がしました(笑)
このように、アニメでは1~2巻相当でありますが、原作は全7巻。当然登場していないキャラや、モンスターもいます。神聖ドルク帝国や、モンスター「ヒュドラ」、そして筆者が一番見たいと思う、歩く「オーマ」!!
今放映しても絶対製作するに値する作品だと思います!!
■後コラム作品思い出
えっと…レイアースですね…すみません!筆者は見ていませんでした!_(._.)_
しかしですね、レイアースですが非常に人気が高いことはわかります。なぜなら、筆者がよく足を運ぶ、アニソンオフ会でよくレイアース関連の曲を選択する方々が非常に多くまた盛り上がり方も一層増すということから非常に人気が高い作品だという事はわかります。
また、このアニメ放映時に筆者の同じクラスのマドンナが超レイアースファンでしたので、当時から少女の心をつかんでいたことを覚えています。そういえば原作は少女漫画だったらしいですね。
魔法騎士という、現在の魔法少女(ちょっと違うかもですが)に繋がり、なおかつメカものという面から、もしリメイクとなったら見てみたい作品ですね。
次回、笠井ライターによるレイアースリバイバル希望コラムに乞うご期待!!
もう何度も見たはずの「 風の谷のナウシカ 」。あなたは本当に「ナウシカ」を知っていますか?
(あにぶ編集部/金剛たけし)
情報提供元:あにぶは、アニメのおたくな情報やアニメのニュースを初め、アニメのコラムなどを配信しているアニメコラムサイトです。
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