NY原油:続伸で53.76、OPEC減産観測報道を材料に持ち直す

2017年1月6日 07:26

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:26JST NY原油:続伸で53.76、OPEC減産観測報道を材料に持ち直す
NY原油先物は続伸(NYMEX原油2月限終値:53.76↑0.50)。52.79ドルから54.12ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。米エネルギー情報局(EIA)による週間の米石油在庫統計では、原油在庫が前週比で減少した一方、ガソリンなど石油製品の在庫は増加。

この内容を受けて、54.12ドルから一気に52.79ドルまで売られたが、その後、石油輸出国機構(OPEC)の昨年12月の原油生産が前月比で減少したもようと伝わったことから、原油は持ち直す格好となった。

チャートでは、25日移動平均線(52.2ドル水準)で下げ止まっている。16年11月の42.20ドルをボトムに下値を切り上げる展開が継続。短期的なトレンドは上向きとなっている。《WA》

関連記事