米国株見通し:堅調な指標や昨年末の反動など期待

2017年1月3日 16:40

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記事提供元:フィスコ

*16:40JST 米国株見通し:堅調な指標や昨年末の反動など期待
S&P500先物 2247.75(+11.50) (16:10現在)
ナスダック100先物 4895.50(+31.50) (16:10現在)

16:10時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小じっかりに推移している。また、NYダウは100ドル高程度で推移。欧州は小幅ではあるが買い優勢の展開。

今週の米国経済指標では、3日にISM製造業景況指数(12月)、建設支出(11月)。5日にISM非製造業景況指数(12月)、ADP雇用統計(12月)、6日に貿易収支(11月)、雇用統計(12月)の発表が予定されている。本日のISM製造業景況指数は、前月を上回ると予想されている。また、週末の雇用統計では、失業率は4.7%、非農業部門雇用者数は前年同期比17.5万人増が予想されている。

また、4日には12月13-14日開催分のFOMC議事録が公開される。今後の利上げ見通しに関しての具体的な議論内容に注目が集まるだろう。米株式市場は年末にかけて閑散取引の中で調整がみられたが、本日からは多くの市場関係者も復帰し、出来高も回復してくるとみられ、昨年末の反動も期待されよう。《KK》

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