ジョセフ・ジョースターは老いてもなお健在?!ジョジョ第2部、第3部からでずっぱりの長寿キャラ

2016年12月26日 08:31

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ジョセフ・ジョースター は老いてもなお健在?!ジョジョ第2部、第3部からでずっぱりの長寿キャラ©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会

ジョセフ・ジョースター は老いてもなお健在?!ジョジョ第2部、第3部からでずっぱりの長寿キャラ©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険DU製作委員会[写真拡大]

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 ジョセフ・ジョースターは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ第2部の主人公でした。当時は18歳という設定で、真面目で誠実という印象だった第1部の主人公(ジョセフの祖父にあたる)ジョナサンとは正反対の茶目っ気ある策略家。

 第2部のころはスタンドが登場しておらず、波紋という力を使って闘っていました。

■第4部では79歳のおじいちゃん、ジョセフと各部主人公の複雑な関係


 その後、第2部時代の恋人スージーQと結婚します。愛娘ホリィは日本人と結婚し、生まれた男児が空条承太郎。これが第3部の主人公です。つまりジョセフの孫が第3部の主人公なのです。

 第3部では第1部のボスキャラであったディオがエジプトにて復活します。この影響で病床に伏したホリィの命を救うため、そしてディオを倒すため、空条承太郎とジョセフは仲間のスタンド使いとともにエジプトに向かいます。
このときジョセフ69歳。

 波紋使いでもあり、「ハーミッド・パープル」という念写能力を持つスタンド使いにもなっていました。旅の最中に襲ってくる敵を経験と頭脳で撃退し、若いメンバーの多かった主人公のパーティをサポートしました。ディオとの最終決戦でも重要な役割を担っています。

 そして第4部、ジョセフは79歳になっています。第3部ではまだまだ元気で、走り回ったり、一対一で闘ったり。敵を出し抜く術にも長けていました。血を抜かれてもまた生き返ったほど生命力にありふれていたものですが、さすがに79歳にもなると耳も遠くなりちょっとボケ気味に。杖がないと歩けないほど足腰も弱っている様子。

 しかしこの第4部の主人公の高校生東方仗助ですが、このおじいちゃんのれっきとした実の息子なのです。第2部のヒロインスージーQには内緒で、60代になってから日本人女性と浮気した結果できたのが東方仗助です。つまり仗助はジョセフの娘ホリィの腹違いの弟に当たるのです。第3部の主人公空条承太郎も第4部に登場しますが、20代の承太郎が高校生の仗助の甥っ子にあたるという複雑な関係になっています。

■50歳以上歳の離れた息子・仗助との微妙な親子関係


ジョジョ 仗助
 仗助は母親の東方朋子、祖父の良平との3人暮らしで、父親の顔を知りません。何年も母親をほったらかしにしていたジョセフに対しては複雑な感情を持っている様子。積極的に憎んでいるわけではないもののあまり会いたくなかったようですが、ジョセフの来日によって初めての親子対面を果たすことになります。

 スタンド使いを作り出す「弓と矢」を奪って犯罪行為を繰り返している音石明(レッド・ホット・チリペッパー)は自分の弱点となるスタンドを持つジョセフを抹殺しようとたくらみ、承太郎らとともに仗助はジョセフを守ることになります(第11話『レッド・ホット・チリ・ペッパー その1』・第12話『レッド・ホット・チリ・ペッパー その2』)。

 無事音石を倒した後、杖が折れて船から下りられないジョセフに仗助がとった行動はちょっと感動的です(康一君のセリフもなかなか味があっていいです)。

 しかし、一時的には触れ合っても、長年離れていた親子。仗助はジョセフのことを「ジョースターさん」と呼び、父親として扱うことを拒否。ジョセフのほうでも「仗助くん」と他人行儀な呼び方です。しかも、少々ボケ気味のジョセフに仗助は振り回されっぱなし。父親として認めるどころか印象はどんどん悪くなる一方…

 そんなとき、二人は迷子の赤ん坊を拾うことに。しかしその赤ん坊は「透明な赤ちゃん」だったのです。赤ん坊自身が透明になる能力を持ったスタンド使いで、無意識のうちにそれを使っているため顔も分かりません。母親をみつけるために奔走する二人。しかし、ストレスを感じた赤ちゃんは自分にふれるものをどんどん透明にしていきます。乳母車ごと透明になった赤ちゃんはとうとう池におちてしまいます。そのとき、ジョセフがとった行動とは…

■「かっこつけたかったんじゃよ。お前の前で。」


 他人の赤ん坊に対する捨て身の献身、そしてその後仗助に対して発せられたのがこのセリフ。仗助の中に一気に父親に対する信頼の念が生まれる名シーンです。

 ジョセフの4部での活躍は2部、3部に比べて少ないものの、この透明な赤ちゃんをめぐる第13話『やばいものを拾ったっス!』は老いてもなおジョセフらしさがみえるストーリーとなっています。

■ラストも見逃せない?親子関係が落ち着く先


 原作では最終回でジョセフと仗助の別れのシーンが描かれます。ちょっとクスリとさせられながら、二人の間にある種の信頼感がうまれていると感じさせられるなかなか面白いシーン。しかし、アニメではこのシーンはありません。ここまでアニメ化してくれることを期待して、今回のコラムはこのへんで!

岸辺露伴 は『 ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 』4部の裏主人公

(あにぶ編集部/あにぶ編集部)

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