後場に注目すべき3つのポイント~反落も、押し目待ちに押し目なし、といった状況

2016年12月19日 12:30

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記事提供元:フィスコ


*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~反落も、押し目待ちに押し目なし、といった状況

19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・反落も、押し目待ちに押し目なし、といった状況
・ドル・円は117円63銭付近、ドル・円は下げ渋り、米金利の動向にらみ
・日本ゼオン、SUMCOなど4社の目標株価変更


■反落も、押し目待ちに押し目なし、といった状況


日経平均は反落。43.48円安の19357.67円(出来高概算8億4000万株)で前場の取引を終えた。16日の米国市場の下落や、これを受けたシカゴ日経225先物清算値が大阪比75円安の19305円だった流れを受け、利食い先行の展開に。米国ではFOMCやクアドプル・ウィッチングが通過したことで、クリスマス休暇に入る市場関係者も多く、より海外勢のフローは限られてくる。

ただし、日銀の金融政策決定会合の結果を受けて、日米金利差を背景としたドル高・円安がさらに進む可能性がある。そのため利食い優勢ながらも押し目買い意欲の強さが意識されており、狭いレンジでのこう着が続いている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは医薬品、鉱業、電力ガス、食料品、化学がしっかり。一方で海運、その他製品、非鉄金属、鉄鋼、証券が冴えない。

利食い優勢ながらも日経平均は陽線を形成しているほか、5日線が支持線として機能している。任天堂<7974>、ディーエヌエー<2432>のように調整色が強まっている銘柄も散見されているが、全体としては、押し目待ちに押し目なし、といった状況であろう。メガバンクが総じて下げているが、水準としては直近の高値水準であり、こちらも底堅さが意識されている。

また、市場は日銀の金融政策決定会合の結果待ちであろうが、現状維持が見込まれてい
る。しばらくは長期金利上昇を抑制することで金融緩和効果を強めることを優先するとみられている。日米金利差を背景としたドル高・円安がさらに進む可能性があるため、結果を見極めたいとする模様眺めムードもありそうだ。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)

■ドル・円は117円63銭付近、ドル・円は下げ渋り、米金利の動向にらみ


9日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。米金利の低下が意識されやや売りに押される展開となった。

週明けアジア市場では、ドル・円は前週末NY市場での利益確定売りの流れが受け継がれた。米金利の低下や日経平均株価の下落を手がかりとした売りで、ドルは一時117円41銭まで下落。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締めペース加速への期待感が続き、下げは限定的となった。

一方で、ランチタイムの日経平均先物は引き続き弱含んでおり、日本株安継続への思惑から目先もドル買いは入りにくい見通し。また、引き続き米金利の低下が嫌気されており、ドルの対円、対ユーロでの買いは弱そうだ。

ここまでのドル・円の取引レンジは117円41銭から117円97銭、ユーロ・円は122円89銭から123円25銭、ユーロ・ドルは1.0438ドルから1.0469ドルで推移した。

12時20分時点のドル・円は117円63銭、ユーロ・円は122円98銭、ポンド・円は146円79銭、豪ドル・円は85円80銭で推移している。


(為替・債券アナリスト 吉池威)

■後場のチェック銘柄


・日本ゼオン<4205>、SUMCO<3436>など4社の目標株価変更

・極楽湯<2340>、メイコー<6787>など4社がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・マルマエ<6264>、ランチタイムに17年8月期業績予想の修正を発表


☆後場の注目スケジュール☆


<国内>
・14:00 日本銀行金融政策決定会合(1日目)


<海外>
・特になし《WA》

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