競女!!!!!!!! 第10話「東西戦第二レース!!!!」【感想レビュー】

2016年12月16日 21:20

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競女!!!!!!!! 第10話「東西戦第二レース!!!!」【感想レビュー】©空詠大智・小学館/日本競女振興会

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  前回の東西戦第一レースは、とても熱くて見てるこちらまでハラハラしてしまいました。現実に競女が存在したら、きっと会場に足を運んでしまっているだろうと思った、てる吉です。

  さて、では第10話のあらすじと感想に参りましょうか。

■競女!!!!!!!! 第10話「東西戦第二レース!!!!」


  東西戦第二レースが幕を開けた。今回のランドは、飛行機型の2つのランドが繋がったものだ。瀬戸内側は、敦子、うさぎ、のん、風音の4人。だが、大勢の観客の前で試合をするのが初めてなため、風音は極度の緊張状態に陥っていた。駿河側は、鳳凰院早苗を筆頭に強者揃いで、レース開始前から余裕の表情。

 そんな彼女達に苦戦を強いられる瀬戸内。果たして、勝機を見出すことはできるのか?

■熱狂冷めやらぬまま、舞台は第二レースへ!!


  第一レースの熱狂も収まらないまま、第二レースが始まろうとしていた。駿河のコーチは、「普段の実力が出せないで負けてしまった」と相変わらず上から目線で負け惜しみを言っていた。そのそばで、風音が試合本番を控えて極度の緊張状態になっていた。そんな風音を励ますのん・・・いや、あなたが一番心配なんですけど。衣装逆に着ちゃってるし(笑)。うさぎは、美桜のレースを思い返し、頭がお花畑状態という有様。うさぎちゃん、可愛すぎる。彼女達の光景を見て、駿河はバカにしたような態度。コーチは「所詮2軍」と言い放つ。本当に腹の立つ言い方だ。

  第二レースのランドは、2つの飛行機型のものが繋がれたフライトだそうだ。レースのスタンバイをする両陣営。だが、風音の衣装が脱げないというアクシデントが発生! 急遽のんが助けに入る。え、あなたじゃ事態をややこしくするのでは? 案の定、衣装を脱ぐスイッチが取れてしまい、同時に煙が舞う。せき込む2人を見た観客が爆笑。おいおい、なんだか心配になって来たぞ・・・。

  ついにレースが始まる。誰も攻撃を仕掛けない中、うさぎだけが駿河に突っ込む。だが、駿河で一番のリズム感を誇る糸枝舞が、「防御の尻舞(ガードワルツ)」でうさぎの尻ガトリングを全て弾く。更に、「連撃の尻舞(バトルワルツ)」で反撃を加える。つ、強い。そんなうさぎを助けようとする風音達。だが、敦子には自称精霊使いの黒霧綾瀬が立ち塞がる。敦子は、忍者のように印を結び、「金剛尻・改」を繰り出す。いや、なんでそこで印を結ぶ(笑)? ぶっちゃけ全く関係ないでしょ。黒霧も中二病みたく、変な呪文を唱えて精霊を尻に集中させ、「精霊尻」で対抗する。なんだこのバトルは。印といい、中二病といい、方向性が分からん。2人の尻がぶつかり合う。だが、なんと敦子の金剛尻が当たり負けしてしまったのだ。さやか曰く、自己暗示によって通常の何倍もの力を引き出しているそう。中二病、恐るべし。それを見ているのんと風音を、熱血女の火口京が襲う。のんの軟尻を、火口は自らの尻でこすりつけ、火を出してしまったのだ!「熱尻」凄すぎでしょ。そして、風音は鳳凰院早苗に行く手を阻まれる。完全に分断されてしまった瀬戸内。1vs1のバトルでは、実力の差をこれでもかと見せつけられる。瀬戸内の全員が追い込まれてしまった。もはや終わりか・・・?

  すると突然、風音が手を上げ「今です」と一言。それと同時に敦子とのんが大ジャンプをし、ランドを足で叩きつける。これにより、2つの飛行機型ランドが大きく傾き、バランスを崩した火口と糸枝が落水する! す、凄い! ランドの特性を生かした緻密な策略。そして、相手に悟られないように全員を所定の位置に誘導したことが素晴らしかった。まさかこんなことをやってのけるとは想像もつきませんでした。瀬戸内よ、グッジョブ!

競女!!!!!!!! 第10話「東西戦第二レース!!!!」

画像引用元:©空詠大智・小学館/日本競女振興会

  これにより2vs4と、戦況的に有利に立つことができた瀬戸内。喜ぶ彼女達を不気味な拍手で褒める鳳凰院さん、怖いです。スイッチが入ってしまった鳳凰院を敦子が金剛尻で迎え撃つが、なんと一撃で軽く吹き飛ばされてしまい、落水してしまった。うさぎはスピードで攪乱しようとするが、鳳凰院はうさぎのスピードにも軽く追いつき、強烈な攻撃を加える。だが、なんとかのんが吹き飛ばされたうさぎを救う。おいおい、鳳凰院さんチートすぎやろ。パワーとスピードの両方を、しかも桁違いに兼ね備えているとか・・・。

  人数的に瀬戸内のほうが圧倒的に有利かと思われたが、そんなことはなかった。残りの鳳凰院と黒霧という曲者がまだ残っている。風音は打開策を考え、うさぎとのんを黒霧と戦わせ、自らが1人で鳳凰院と戦うことを決める。黒霧の精霊は自己暗示だから、体への負担へが大きいため、時間切れまで粘れば勝機は生まれると言う。それにしても、風音ちゃんもの凄く成長しましたよね。こんな風に冷静に状況を見つめて、的確に指示を出す。最初の頃とは別人かと間違えてしまうくらいに。でも私は彼女が好きなので、活躍してくれて嬉しいです。

  「風音さん、すぐ戻ってくるから、必ず待っていてください」と、断言するのんがカッコいい。こんな表情もできるのか。風音とのんは堅い絆で結ばれているのが分かりますね。そしてのんとうさぎは、黒霧と対峙する。一方、風音は鳳凰院と1vs1の対決。余裕ぶる鳳凰院を、「まだ本気の私も見てないくせに」と一蹴。スキャニングハンドを利用し、攻撃を仕掛ける。風音のメテオヒップが彼女を襲う。あれ、これってのぞみの技じゃ・・・? というのも、先生が風音のスキャニングハンドにはもっと可能性があるということを他の生徒に話したらしく、それを聞いたみんなが喜んで協力してくれたそう。なるほど、そういうことか。だから技をコピーしたりすることが出来るんですね。ってか、みんなして尻を風音に突き出すのやめて(笑)。

 「私のお尻、もう一度触って」とか、どこのエロアニメだよ! 本人たちは真面目なようだけど、私は爆笑してしまいました。

  尻を叩くたびに様々な技を披露する風音におされていく鳳凰院。ちょ、ちょっと・・・風音の周りの空間にお尻がたくさん出てきたんですけど(笑)。や、やめて。これ以上私を笑わせないでください。言いたいことは分かりますけど、千手観音みたいにお尻が大量に出てくるとか、こんなアニメ見たことないですよ。「尻の財宝(ヒップオブバビロン)」とかカッコいい名前つけちゃってるし。瀬戸内40人分の尻技を網羅しているらしいから、これは強敵だな。

  ただ技を出すわけではなく、それを鳳凰院の弱点に当てていると言う風音。一方的におされまくる彼女。だが、ついに鳳凰院も奥の手を出してきた。その名も「パイ・パイル・パイパー」。胸をねじり、ドリルのごとく攻撃するなんともエロ、じゃなくて驚異的な技だ。名前に関しては、もはやぶっ飛びすぎてて突っ込む気にもなれない(笑)。もちろんいい意味でですけどね。その威力によろめく風音を、更に同じ攻撃が襲うが、のんが「1、6キロ乳ナパーム」で間一髪のところを救うのだった。この場面、凄く熱かった。のんよ、あなたを見直しました。黒霧は、スタミナを使い果たして精霊尻が素尻に戻っていた。だが、対峙するうさぎも疲れ果てていた。黒霧の攻撃をアクロバティックにかわすと同時に相手の水着を掴み、試合をのんと風音に託し、自らを犠牲に黒霧と一緒に落水していくのであった。うさぎちゃん、とってもカッコよかったよ。後で頭なでなでしてあげたい。

  これで1vs2となった。鳳凰院はまたてもパイ・パイル・パイパーで攻めるが、1乳に対して2人それぞれの尻が抑えにきた! そのため、威力が弱まっている彼女の胸。押し合いの末、風音達の尻が勝るが、すぐさま同じ攻撃を仕掛けてくる。またしても尻で受け止めようとするが、今度はフェイントにより、のんが吹き飛ばされてしまう。だが、最後にのんはやってくれた。ランドの端を足で蹴っ飛ばして傾かせたのだ。これにより、バランスを崩した鳳凰院は、片乳だけの「片(レフト)パイ・パイル・パイパー」になってしまう。小早川先生から借りた「乳ダンク」と鳳凰院の攻撃が衝突する。両者とも引けを取らず、最終的にはどちらも吹っ飛ばされて同時落水してしまう。勝敗はビデオ判定へ。な、何と・・・最後の最後でパイによるドリルの風圧で、落下地点の水深をずらしたのだ。これにより、瀬戸内は敗北してしまった。

■熱いけど色々ぶっ飛んでる第二レースだった!


  今回は残念ながら僅差で敗北をしてしまった瀬戸内。でもみんなよく頑張ってくれたと思います。敦子は、最後は呆気なくやられてしまいましたが、ランドを傾かせて2人を落水させるのに大きく貢献してくれました。のんについては、これといった見せ場が今まで全くなかった彼女が、この試合では仲間を信じて自分のやるべきことをやり、そして肝心な時に風音を助けたりと、色々と活躍をしてくれました。うさぎは、自らを犠牲にして黒霧を落としてくれましたね。

 風音は、的確な状況判断と指示が出来ていました。そして、「尻の財宝」は圧巻でしたね(笑)。見てる側からすれば笑って済みますが、実際に受ける側はめっちゃ大変そう・・・。4人それぞれが違った活躍をしてくれました。このレースでも、仲間たちの絆や意思の強さが垣間見れた素晴らしい回だったと思います。そして、それとは別に印象的だったのは、駿河の個性的な面々。

 まさか自称精霊使いの中二病の子が出てくるとは。他には熱血女や、ダンス狂、胸をねじる変態と、見てるだけでも楽しませてくれる駿河の人達。敵じゃなくて味方だったらきっと面白いだろうな。次回はとうとう最終レース。

 果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか? そしてどんな戦いを披露してくれるのか、今から楽しみですね。

  原作:空詠大智       監督:高橋秀弥       出演:Lynn、M・A・O、本渡楓、大西沙織  他       製作:XEBEC       公式サイト:http://www.keijollllllll.com

競女!!!!!!!! 感想レビューまとめ

(あにぶ編集部/てる吉)

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