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「こんな風になりたい」と思わせるキャラクターたち
どうせなるならこんな大人!?「こんな風になりたい」と思わせるキャラクターたち[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
あなたが子どもの頃、憧れた大人はどんな人でしたか?どんな人にも、アニメを見ていて「この人カッコいいなー!」「素敵な大人だな」と思ったキャラクターがいたと思います。
主役じゃなくても、善人でなくても、カッコよくなくても「なりたい」気持ちに嘘はつけませんよね!
でも昔憧れたあのキャラは、今振り返るとすでに年下になっちゃってるんだけど……ということもあると思います。筆者も忍たま乱太郎の土井先生の年齢を抜いてしまったときにしょんぼりしました。時の流れって残酷ですね。だけど大人になってからでも充分目指せそうなキャラはいっぱいいますよね!
今回はそんな大人キャラクターたちをご紹介していきたいと思います!!
■水瀬 秋子(「Kanon」より)
つい先日のテレビ番組で、海外でたい焼きが流行っているというニュース(?)が放送されましたね!
その原因となったのがこの作品「 Kanon 」。
原作は男性向け18禁ゲームではありますが、内容はとにかく涙なしには語れない代物です。18禁シーンを削除した全年齢版ゲーム、二度のテレビアニメ化を経て、この作品に触れた人もかなりの数に上っています。
高校生の男女の恋を描いた作品ですが、この作品で「今から目指せるステキな大人キャラクター」といえばやはりこの人、秋子さん!
主人公の幼馴染でヒロインの一人でもある水瀬 名雪の母親ですが、昨今の作品にありがちな年齢不詳の美貌の持ち主です。
しかし目指したい箇所は、そこではありません!!
どんなに面倒そうなことでも、相談さえすれば「了承」の一言と笑顔で許可してくれる懐の深さ!
そして普通なら激怒しそうなことでも包み込んで許し諭してくれる優しさ!
母親という業務の過酷さを知ってから思いますが、できるならこんなにも優しい母を目指したいと思えるキャラクターです!
■野原 ひろし(「クレヨンしんちゃん」より)
母親キャラが来たら、当然父親キャラも必要ですよね!
推したいのは、もはや国民的父親キャラになったといえるのではないでしょうか。主人公である野原しんのすけの父親ですね!
普段は冴えないサラリーマンの中間管理職。足は人間のものとは思えないほどに臭いし、しんちゃんの父親だけあって女性に目がないし、どうにも締まらないお父さん。
それなのに劇場版を中心に、家族思いの一面が見て取れる名言が頻繁に飛び出す素晴らしいキャラクターとして認識が広まっているかと思います。
テレビシリーズでもかなり名言を出しているので、知らないという人は是非テレビシリーズにも手を伸ばしてほしいなと思います。家族関連だけでなく、サラリーマンとして、男として、人間としていろいろな視点を持っている素敵なキャラクターだということが分かってもらえるはずです。
このキャラクターの目指したい箇所は、まさしく人間としての深み!家族の愛し方も含んだそれは、憧れるに足る魅力ではないでしょうか!
■峰 不二子(「ルパン三世」より)
こちらももはや、知らない人はいないでしょう!最新テレビシリーズではあまり活躍の場を見なかったキャラではありますが、金曜ロードSHOWやテレビスペシャル、はたまたケーブルテレビなどで放送される過去の劇場版などでその姿を見たことはあるはずです。
日本の産んだ稀代の悪女、ルパンの元恋人、女盗賊、メカニックの天才など、数えきれない肩書を持っています。
しかしこのキャラクターの魅力は、なにをされても憎めないところ。
裏切られようと騙されても、最終的に「不二子ちゃんだもんなー」と納得しつつ許してしまう。もしくは残念な結果に終わることになった彼女を見て、「あらあら残念」と思ってしまうところだと思います。
ルパンは初期作品でこう言っています。「裏切りは女のアクセサリーみたいなもんさ。いちいち気にしてちゃ女を愛せるわけがないぜ」と。
上記は女性全般に対しての発言とも取れますが、これほどまでに自分の欲望だけに忠実で周囲をいいように操っておきながら、視聴者を含めて愛想をつかされず愛され続けているのは彼女の不思議な魅力です。
できることならこの憎めなさ、是非あやかりたいものですね!
■シェルビー・M・ペンウッド卿(「HELLSING」より)
現在好評放送中のアニメ「 ドリフターズ 」の作者、平野耕太先生が執筆した大人気吸血鬼作品。「こんなキャラいたっけ?」と思われたりもするかもしれませんが、いましたよ!すごく重要な場面をやりきったキャラですよ!!
ミレニアムによる第二次ゼーレヴェ作戦でロンドンに侵攻した吸血鬼たちを安全保障特別指導部本営で迎え撃ったキャラクターです。
それまでほとんどスポットライトが当たらなかったキャラですが、本営に雪崩れ込んでくる吸血鬼を前に脱出を促すインテグラの言葉を拒否し、自身を無能、臆病者、なぜこんな地位にいるかもわからない人間と卑下しながらも「だからこそこの職務は全うしなければならん」と本営に残る決断をしました。
震えながらもそう決断し、翻って部下たちには脱出を促した誇り高い姿は目指したい大人キャラクターとして非常にアリ!ではないでしょうか!
このシーン、ペンウッド卿を置いて行かずコンソールを動かし続けた部下の皆さんも本当に素敵でいいんですよね。
さて、いかがでしたでしょうか!今からでも憧れる、なりたい大人像を持ったキャラクターは紹介したほかにもたくさんいると思います。
憧れは生涯大切なもの。是非そんなキャラクターを見つけて、素敵な大人、そして素敵な老人になっていきたいものですね!!
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(あにぶ編集部/井之上)
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