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ALLOUT!! 第9話「お前たちは強くなった」 【感想レビュー】
ALLOUT!! 第9話「お前たちは強くなった」 【感想レビュー】(C)雨瀬シオリ・講談社/神高ラグビー部|TOKYO MX、MBS、BS11ほかにて好評放送中[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
ALLOUT!! 第9話!「お前たちは強くなった」のあらすじは、前回のラストで交代を告げられた一年の大原野。彼の代わりに試合に出たのは二年の江文。その人選に顧問の吉田は「更に試合を荒らすだけだろう」と冷やかだが、江文は松尾の指揮で立て続けに2トライを決め神奈川準優勝校の相模に追い付き逆転する。
闇堕ちした吉田は神高の活躍にも冷やかな反応しかしない。
トライを許した事で相模の集中力が高まったのか、ラフなだけではなく総合力の高いプレイで即座に追い付かれ、前半戦が終了。後半戦が始まり、試合の推移を見守る吉田は過去に思いを馳せ……。
■ALLOUT!! 第9話「お前たちは強くなった」 の感想
江文が大活躍
江文先輩、良い子!!大原野の肩ばしってして交代したのに、優しさと良い子成分を感じます。でも自分のポジションを主張したり、相変わらずの妖怪ヤンキーっぷり。
仲間なのに妖怪ヤンキーにガン飛ばされてしまった11番は二年の客人 考助(まろうど こうすけ)。普段のポジションはウィングですが、松尾先輩の判断で、江文加入からはセンターに、大原野のポジション、スタンドオフには指示を出した松尾さんが入り、江文はウィングとして走り回って大活躍。
このあたり、神高が学生主体で自主的にやってきた部って感じがすごく出てますね。相模の花ちゃんもとい二面性の男、花館 充男(はなだて みつお)を二連続でふっ飛ばした江文がホラー。ヘッキャ→ヘッドキャップの紐をちゃんと結んであげる江文さんの優しさと見せかけたトドメがえっぐい。
怖い可愛いよ江文先輩……。
そんな江文を手のひらで転がすちがった、上手く使う松尾さん……。文句言いつつ構ってもらいに行く江文可愛い……あの江文がヨシヨシされて嬉しそうとかどういう事なの……松尾さんはテイマーなの?犬猿の仲?な同学年の諏訪 勇作(すわ ゆうさく)に抜かれるなって怒鳴ってるのも可愛い。
松尾さんとはお前いつの間にそんな懐いたし!?って感じですが、諏訪さんとの仲良し度はまだそんなに上がってないんですね……犬猿の仲萌えなので、是非これからギスギス仲良く喧嘩してほしいですね!
春日 寛邦(かすが ひろくに)先輩の低いタックルが決まって、籠さんに「低い姿勢を意識できている」ってミーティングで褒められてる時、ちょっと反応してたのが可愛い。前話に続いて春日さんが良く動いていて嬉しい!兵主さんとか鹿島さんとかプロップコンビとかも待ってますよ!!
ほんと……ALLOUT!!は人数多いんだから……別にゆっくり3クール以上してくれたっていいんだからねっ!!
そしてミーティングに唖然としている闇堕ち顧問な吉田先生。
小馬鹿にして煽ってたら、部員がみんな真面目に取り組んでて、その迫力に押されたんですね解ります。だがしかし、負ければ結局人のせいにして、何の解決にもならないんだ、と吐き捨てます。そんな吉田先生のシニカルな態度なんてふっ飛ばす出来事が……
赤山武将怖い
足の速い江文に続き、重いタックルをする赤山も相模に警戒されます。が、凄いタックルをする一人がいても勝てないのだ、と相模のキャプテン、和田 敏郎(わだ としろう)は問題にしません。
その言葉通り、ラグビー偏差値の高い相模の速いボール運びに神高はついていけません。
こぼれたボールを冷静にキックした和田。
が、そこにがむしゃらなまでにボールに食らいつく赤山が。和田が反応した時にはすでに遅く、誤って赤山の頭部を蹴り上げてしまいます。倒れ込む赤山の元にかけよる八王子さんと松尾さんに愛を感じました。焦った声が本当に心配そうで……。
試合は一時中断。
籠さんが手当している間、心配そうに背後にいる和田さん良い子や……そしてミリも動揺してない籠さんと出血にビビってる梅ちゃん。動揺梅ちゃん可愛い……。
この蹴られる直前→血まみれにやり→「嬉しくて」(うふふっ)の赤山武将の表情が悉く美しくて拝みたくなります。そして止血後試合に復帰した赤山は躊躇うとか、怪我からくる不調とかは一切、全く、ぜんっぜんなく、ガスガスタックルに行きます。
そんなキャップに触発されて、ヤンキーコンビの二年、伊勢が気合を入れて低いタックルを仕掛けます。が、振り払われそうになった所を赤山が追撃、相手を倒します。
その後も、倒せない相手に三人がかりでタックル仕掛け、必死に相模に追いすがり、粘ります。そんな真剣な神高メンバーを目の当たりにした、吉田先生は茫然とこんなのは神高ラグビー部ではない、と茫然とします。
彼が知っている神高ラグビー部。
それは赤山たち以前の代、江文が大嫌いだと言っていた「負けてもへらへら笑っているばかり」の神高ラグビー部。そのあまりのギャップに、吉田先生はまともに試合を見たのは、赤山達が一年の時が最後だと気が付きます。声をからし、ベンチから必死に声援を送る三年、眞子 豊(しんし ゆたか)を見て、彼が一年の時はそんなに真面目じゃなかった、と驚き、赤山が「まだ負けていない!」と叫ぶのに閉ざしていた心の壁が崩壊します。
赤山から松尾へのパスを奪い取ろうとした相模がボールを取り損ね、前方に落としてしまします。通常ならノックオンという反則になるのですが、レフリーが見落としてしまい、試合はそのまま続行。
それを見た吉田先生は「今のノックオンだろう!」と思わず抗議の声を上げてしまいます。籠さんが驚きの目で吉田先生を見るも、「悔しいですね……」と声をかけるのには、ほとんど泣き出しそうに顔を歪めます。
相模キャップの和田が、舐めていた神高を認める言葉を発し、ラストプレー……試合終了で、次話へ!
花ちゃんどんまい
取りあえず妖怪ヤンキーにぼこぼこにされてしまった相模の花ちゃんどんまいやで……彼がこの暴行のトラウマを乗り越えられる日が来ることを祈ります。ほんと、怖かったよね……。
そして、試合終了直前に良い事言ってくれてた相手をガン無視して「オマエジャマ」とばかりに相手の顔面を押しのけた赤山キャップも大概怖いなって思いました。流石武将。カッコイイ台詞がかき消されてしまってましたよ……
あと、和田キャップもどんまいでしたね。自分のキックであんな顔面流血見せられたら泣くよね解る。でも大丈夫ですよ、蹴った相手が神高が誇る武将、赤山キャップだからね!
蹴られた後の方がイキイキしてるって……ほんともう……キャップ、お前ってやつは……
祇園&石清水コンビは相変わらず女子か!?なイチャイチャじゃないわちゃわちゃと絡んでいて可愛かったです。ふんすってする石清水が強そうっていうよりKAWAIIでしたね。文学少年だから仕方ないね?
■今週のオールアウトのまとめ
江文無双が大変おいしかったです。そして闇堕ちしていた吉田先生が光の眼鏡にサルベージされる瞬間がおいしかったです。こう、某指輪を捨てたい物語の白い魔法使いさん的なパワーアップを期待したいです!
ランやジャッカル(失敗)とか、タックルとかの、ラグビーのカッコイイ!所がたくさん出てきた神回だったなぁとほくほくしています。
あと目の下のクマが特徴的な相模の曽我 友一(そが ゆういち)さんの喋りが特徴的で耳に残っています。全体的に「ど、どんまいやで……」な目にあっていた相模メンバーとしては活躍に反して悲しい目にあっていなかったのは彼くらいではないでしょうか。試合には勝ったのに、各自トラウマを植え付けられていそうで心配になりましたが、相模ってそういえばメンタル攻撃大好きなチームでしたね。じゃ、大丈夫か。
次話は神奈川王者の嶺蔭が出てきますね!楽しみだー!
ALL OUT!!( オールアウト ) 感想レビューのまとめ
(あにぶ編集部/笠井)
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