TPP法案採決へ「いよいよ大詰め」、自民・二階幹事長

2016年11月8日 08:30

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で、政府与党連絡会議で、安倍晋三総理の発言として(1)国会においては丁寧な説明を積み重ねていくことが何よりも大切。緊張感を持っていきたい(2)年金法案も一層気を引き締めて議論に当たりたい(3)相対的貧困率は2%減少。3年のアベノミクスの成果でいい結果が出ている。子供の貧困問題は最優先課題との話があったとした。

 また、安倍総理からは(4)先月、訪日外国人が2000万人を超えた。それは通過点。2020年の4000万人に向け、できることはすべてやるという気持ちで対応したい(5)11月中旬、諸般の事情が許せばペルーでのAPECに参加するつもりだ、ということだったと語った。

 また、二階幹事長から、自身の発言として「国会はTPP法案採決を巡って、いよいよ大詰めに来ている。今週はいよいよヤマ場となるので、政府・与党一体となってあらゆる事態に対応できるようにしっかり頑張っていかなければならない」旨を伝えたとした。ただし8日の採決は見送り。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
国会は数で政権の意思を押し通す道具ではない
衆院特別委でTPP「強行可決」衆院通過8日か
山本農林水産大臣の認識を強く非難 蓮舫代表
TPP 審議尽くし今国会で成立させる 二階氏
強行発言陳謝の日に地方公聴会決議「暴挙だ」

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事