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終末のイゼッタ 第5話「いつわりの奇跡」【感想レビュー】
終末のイゼッタ 第5話「 いつわりの奇跡 」【感想レビュー】© 終末のイゼッタ製作委員会[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
もう本当にエイルシュタットにいい人が多すぎて、この国を滅ぼしたら世界中にある良心の一割が消えることになるんじゃないかと思う。そんな今回も、語彙力が消えうせるほどに好きとしか言いようのない5話!あらすじと感想に参りたいと思います!
■終末のイゼッタ 第5話「 いつわりの奇跡 」
旧都王城にて、フィーネの戴冠式が執り行われる。
新たなエイルシュタット大公誕生のニュースに集まったマスコミ、民衆の前で、イゼッタは魔女として姿を現す。
派手な演出とフィーネの演説によって、伝説の「白き魔女」としての存在を周知することに成功する。
しかしゲルマニア帝国側はこれを人類の太刀打ちできない脅威と捉えることはなく、イゼッタの弱点の詮索、また、奪取を目論む。
そんな中、白き魔女の力をさらに知らしめるべく、イゼッタはゲルマニアの歩兵師団一個大隊を壊滅に追い込む。
記者たちを乗せた輸送機の前で圧倒的勝利を収めて見せたイゼッタに、同盟諸国は歓喜。
けれどその陰で、ゲルマニア特務少佐のベルクマンはその力の制限にある程度の目安をつけ始めていた。
■優秀な敵がいるからこそ面白い
いやー、今回はイゼッタの能力以上にベルクマンの能力の高さを感じさせられることになった回でした。
宣伝の裏側にある、エイルシュタットが覆い隠しておきたいもの。鮮烈な光の陰に隠れた弱い部分。あれだけ圧倒的なパフォーマンスを前にして、冷静に矛盾点を突いてくるところが素晴らしいなと思います。
ベルクマンが優秀すぎるほどに優秀だからこそ、エイルシュタットの一方的な反撃にならなさそうなところが面白いんですよ!この作品は!!
さらにゲルマニア帝国皇帝ですね。魔女の存在を公に示したエイルシュタットに「面白い」ときました。
彼が魔女にこだわる理由はいまだ明かされていませんが、敗北知らずで周辺諸国に侵攻してきた自軍に二度も土をつけられ、兵たちの損害も出ているはずにも拘らずまったくの余裕っぷり。
人員も予算も好きに使えという太っ腹……と言いますか、イゼッタと当たった場所にいる兵士さんたち、高い確率で命を散らすんですがそれすら消費感覚なんでしょうか。この部分も姫様とは全く逆方向の思考を持っている様子ですね。
欲を張らず、祖先が作り上げ守り抜いた土地と民衆を愛し、話すときも同じ高さで分け隔てない関係を築いている姫様。
そして戦火を広げて領土拡大と利益を貪り、民衆の命を軽んじ、常に高みから見下ろしているゲルマニア皇帝。
イゼッタを友人として接している姫様と、捕縛後は所有物として扱う可能性の高いゲルマニア皇帝。
イゼッタと関わることでどんな変化があるのか、それともないのか。その部分も非常に楽しみなところですね!
■エイルシュタットは本当にいい国だ
先週だとちょっと嫌な大人だなと思っていたシュナイダー将軍ですが、イゼッタの素朴な人柄を知ったからか、今回は物凄ーく!物凄ーくいいおじいちゃんになってましたね!
イゼッタを見る目がもはや孫を見るそれでした。
さらに姫様の近衛隊ですね!非常に目の保養 みんないい子っぽくて本当にいい……。
イゼッタ本人も本当に、本当にいい子で戦争がメインの作品なのに和んでしまいます。
でもみんながいい人である分、少し迂闊な一面もあるのかなと思いました。将軍閣下それアカン!となるシーンもありましたね……。イゼッタを心配するあまりのことだと分かってはいるんですが、如何せん声がデカい。
これが今後どうなるのか、ハラハラしつつもワクワクしてしまいます!
さて、次回は和やか日常回のようですが、どうなるのか……!「 91Days 」4話の日常回からあのラスト付近の苛烈さが記憶に新しいので、日常回を挟まれると不安になるようになってしまっております。
でもイゼッタの胸に異変!?らしいので、純粋に楽しみたいと思います!
(あにぶ編集部/井之上)
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