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【注目銘柄】東亜バルブエンジニアリングは増額修正を好感して急反発
■下値固めが完了して基調転換の動き
東亜バルブエンジニアリング<6466>(東2)は4日、75円高の1870円まで上げて急反発している。2日に16年9月期連結業績予想の増額修正を発表した。減収減益幅が縮小し、純利益は期初計画の0百万円から黒字予想となった。株価は下値固めが完了して基調転換の動きだ。福島原発廃炉関連のテーマ性もあり、増額修正を評価して戻りを試す展開だろう。
■16年9月期業績を増額修正して最終黒字予想
16年9月期の連結業績は前回予想(15年11月12日公表)に対して、売上高を2億20百万円増額して15年9月期比7.2%減の85億20百万円、営業利益を2億47百万円増額して同66.0%減の2億47百万円、経常利益を2億65百万円増額して同63.5%減の2億95百万円、純利益を2億31百万円増額して同66.7%減の2億31百万円とした。
製鋼事業が特に順調に推移して売上高が計画を上回り、変動費比率が計画より改善したため減収減益幅が計画より縮小し、最終黒字予想となった。
なお9月30日発表した中期経営計画では経営目標値として、福島原発の廃炉関連事業が本格化する21年9月の売上高108億50百万円、営業利益10億円以上を掲げている。
株価は7月中旬~9月中旬の年初来安値圏1000円近辺で下値固めが完了し、切り返しの動きを強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線を突破した。そして13週移動平均線が26週移動平均線を上抜くゴールデンクロスが接近している。基調転換の動きだ。増額修正を評価して戻りを試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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