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【注目銘柄】日東精工の16年12月期は増額修正して大幅増益予想、再増額の可能性も
■上値を試す展開
日東精工<5957>(東1)に注目したい。16年12月期連結業績は増額修正して大幅増益予想である。さらに再増額の可能性がありそうだ。株価は年初来高値更新の展開で15年4月高値に接近してきた。上値を試す展開だろう。
■15年4月高値401円に接近
16年12月期連結予想(8月2日に増額修正)は、売上高が前期比6.9%増の253億33百万円、営業利益が同35.5%増の24億30百万円、経常利益が同28.4%増の25億50百万円、純利益が同36.6%増の15億10百万円としている。ねじ締めロボットなどが自動車関連業界向けに伸長し、地盤調査機「ジオカルテ」も回復基調だ。
通期予想に対する第2四半期累計(1~6月)の進捗率は売上高が49.1%、営業利益が60.3%、経常利益が59.3%、純利益が57.6%で、利益進捗率が高水準である。通期予想の増額幅は実質的に第2四半期累計の増額分を上乗せした形であり、通期予想は再増額の可能性がありそうだ。
株価は安値圏260円~300円近辺でのボックス展開から上放れ、1月高値の326円を突破して年初来高値更新の展開となった。そして10月6日には384円まで上伸し、15年4月高値401円に接近してきた。日足チャートで見ると25日移動平均線がサポートラインの形だ。また週足チャートで見ると26週移動平均線が52週移動平均線を上抜いた。強基調の形だ。指標面の割安感は依然として強い。上値を試す展開だろう。15年4月高値を突破すれば、フシ突破の形となって上げ足を速める可能性がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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