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ホンダ、新型「CBR1000RR Fireblade SP/SP2」、「CB1100 EX/RS」を発表
ホンダの英国法人ホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは4日、同日開幕した「インターモト - 国際オートバイ・スクーター専門見本市 2016」(開催地:ドイツ・ケルン)で、「CBR1000RR Fireblade SP」、「CBR1000RR Fireblade SP2」、「CB1100EX」、「CB1100RS」の4モデルを発表した。
同社によると、新型「CBR1000RR Fireblade SP/SP2」は、1992年発売の初代CBR900RRから続く「操る楽しみ」のコンセプトを継承しながら、さらに大幅な軽量化と出力向上を図り、軽快なハンドリングと操縦性を進化させた。またRC213V-Sのシステムをベースに開発した総合的な電子制御システムを新たに採用しており、ライダーをさまざまな場面でサポートするという。
モードセレクトによって、ライダーの好みや走行状況に合わせて出力特性を変更できる「パワーセレクター」、「セレクタブルエンジンブレーキ」、「Honda セレクタブル トルク コントロール」のほか、サスペンションを制御する「ÖHLINS Smart EC」を一括して設定変更可能としている。
「CBR1000RR Fireblade SP2」は、「SP」をベースとしてサーキット走行やレースでの使用を想定し、吸排気バルブ、燃焼室、ピストンを新設計した新型のシリンダーヘッドを搭載。車体ではマルケジーニ製アルミ鍛造ホイールを採用し、さらなるスポーツ性能の向上を図った。
「CB1100EX」は、トラディショナルなフォルムを守りながら、ヘッドライト・テールランプにはLEDを採用。前後18インチスポークホイールは、新設計の小径ハブ、アルミリム、ステンレス製40本スポークの採用により、CBブランドの伝統的な印象を高めるデザインとしている。
「CB1100RS」は、よりスポーティーなキャラクターとするために、前後ホイールにアルミキャスト製17インチホイールと幅広タイヤを装着。足まわりは、2ピースボトムケースフロントフォーク、ラジアルマウントブレーキキャリパー、リザーバータンク付きリアダンパー、新設計アルミスイングアームなどを装備し、軽快な走りを実現したという。
空冷・DOHC・直列4気筒1100ccエンジンのポテンシャルを引き出したくなるような、走りの楽しみを提供する足まわりと組み合わせで、CB1100の世界を広げるモデルとしている。
今回の4モデルは日本国内での発売も計画しているという。
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