安全保障に貢献する技術の強化を指示―安倍晋三首相

2016年9月16日 11:57

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 安倍晋三総理は15日開かれた総合科学技術・イノベーション会議で「国家安全保障に貢献する技術について、総合科学技術・イノベーション会議と防衛省等、関係省庁が連携し、強化に一層取り組んでいただきたい」と指示した。総合科学技術・イノベーション会議と未来投資会議との緊密な連携も要請した。

 また「人工知能技術戦略会議の下で、主に基礎研究を担う『理化学研究所』と主に実用化・実証を担う『産業技術総合研究所』は役割分担を明確にして取り組んでほしい」と求めた。

 総合科学技術・イノベーション会議は総理、科学技術政策担当大臣の下、「各省より一段高い立場から、総合的・基本的な科学技術・イノベーション政策の企画立案、総合調整を行うことを目的とした重要政策に関する会議の一つ」(内閣府)。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
事業規模28兆円の補正「早期成立図る」総理
全農の在り方も「予断なく見直す」安倍総理
「躊躇なく改革断行」未来投資会議初会合で総理
総理議長「未来投資会議」議員に榊原・竹中氏ら
急がれる日韓「軍事情報包括保護協定」の締結

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事