【テニス全米OP】錦織圭、世界2位マリーを撃破―2年ぶり準決勝へ

2016年9月8日 11:23

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 テニスの4大大会の一つ、全米オープンは現地時間7日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランキング7位で第6シードの錦織圭(26)は、同2位で第2シードのアンディ・マリー(29=イギリス)を1-6、6-4、4-6で、6-1、7-5で下し、2年ぶりに準決勝に進出した。

 錦織のマリーとの対戦成績はこれまで1勝8敗と大きく負け越していたが、フルセットまでもつれこんだ3時間57分の激戦を制し、貴重な勝利をつかんだ。

 男子プロテニス協会(ATP)によると、試合後の錦織は「今日はいくつかのチャンスがあったので、アグレッシブになろうとした。特にアンディに対してはそれが必要だった。彼は素晴らしいディフェンスを持っている」「今日なぜサーブ・アンド・ボレーをたくさんやっていたのか自分でもわからないが、それがうまくいった」とコメントしている。

 錦織は、準決勝で世界ランキング142位のフアン・マルティン・デル・ポトロ(27=アルゼンチン)、同3位のスタン・バブリンカ(31=スイス)の勝者と対戦する。

 錦織は2014年の全米オープンで初めて決勝に進出し、マリン・チリッチ(クロアチア)に敗れて惜しくも準優勝となった。2015年は1回戦で敗退した。

 全米オープンは、賞金総額が4,630万3,400ドル(約47億7000万円)、サーフェースはハードコート。

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