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【注目銘柄】島根銀行は地方創生関連で今3月期第1四半期好調、配当利回り妙味が増す
■ミニゴールデンクロスを示現
島根銀行<7150>(東1)は、ミニゴールデンクロスを示現、地方創生関連で今3月期第1四半期好調、配当利回り妙味が増す銘柄として注目したい。
同社は、昨年5月に創業100周年を迎え、今年度は新本店の竣工を予定し、新たなステージを迎えている。山陰では、景気は緩やかながらも回復が続き、人口の減少や少子高齢化の進行などにより経済規模は縮小傾向にあり、同社を取り巻く環境もより厳しさを増す中、地域密着の金融サービスを更に深化させ、地方創生の実現に向けた地域の活性化に尽力している。
新中期経営計画「次の100年に向かって~自主独往路線を堅持しての地方創生への貢献~」(計画期間:平成28年4月~平成31年3月)をスタート。創業の原点(逼迫した庶民金融への貢献、産業の振興)を再確認のうえ、経営理念の下、「人材の強化」「組織の強化」「営業の強化」「財務の強化」の4本柱の取組みにより、経営ビジョンの実現を目指している。
今2017年3月期第1四半期業績実績は、経常収益が29億6000万円(前年同期比15.5%増)、経常利益が9億8000万円(同71.0%増)、純利益が6億2200万円(同41.0%増)に着地。
通期業績予想は、経常収益が97億2000万円(前期比0.7%減)、経常利益が12億円(同2.1%増)、純利益が11億4000万円(同64.2%増)を見込んでいる。配当は50円(第2四半期末25円、期末25円)継続を予定している。
株価は、1月4日の年初来高値1436円から6月21日の年初来安値1106円まで調整を挟んで8月1日高値1278円と買い直された後、モミ合っているが、ミニゴールデンクロスを示現し、出直る気配となっている。地方創生では県内4市町や移住促進機関や三菱東京UFJ銀行との連携が実を結ぶと期待される。マイナス金利導入後、収益を確保するため、コンサルティングやビジネスマッチングなど手数料ビジネスのほか、投資信託や保険の窓口販売などを積極展開し、17年3月期第1四半期経常利益は第2四半期計画を上回り好調。今期予想PER6倍台・PBR0.34倍と割安感があるほか、配当利回りは4.0%と利回り妙味は増す。出遅れ金融株底上げの流れに乗るか注目したい。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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