所持率の最も高いポイントカードは「Tポイントカード」

2016年8月14日 15:35

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記事提供元:エコノミックニュース

ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、1都3県に住む20代~50代の男女を対象に「ポイントカード」に関するWEBアンケートを実施した。

ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、1都3県に住む20代~50代の男女を対象に「ポイントカード」に関するWEBアンケートを実施した。[写真拡大]

 ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、1都3県に住む20代~50代の男女を対象に「ポイントカード」に関するWEBアンケートを実施した。調査期間は2016年7月12日~7月15日。有効回答は1,063人から得た。

 まず、現在所持しているポイントカードについて聞いたところ、「Tポイントカード(78.0%)」が最も多く、次いで「Pontaカード(59.5%)」、「楽天スーパーポイントカード(47.9%)」の順となった。男女別で見てみると、「nanaco」と「WAONカード」は、男性より女性の所持が多いという結果になった。

 各カードを所持している人に、ここ一年でポイントを貯める頻度と使う頻度について聞いた。ポイントを貯める頻度は、多くのカードで「週に1回程度」が最多となった。週に1回以上ポイントを貯めている人が最も多いのは「Tポイントカード(62.1%)」で、他のカードと比べても貯める頻度が多いのは、提携先が多く、全国で使える店舗数やポイントアップ、割引クーポン、くじでポイントが当たる等、思わず貯めたくなる多彩なサービスが会員にうけているのかもしれないと分析している。

 次に、ここ一年のポイントを使う頻度について聞いたところ、月に1回以上使う人がもっとも多いのは、「楽天スーパーポイントカード(53.9%)」で、次いで「Tポイントカード(47.7%)」となった。「楽天スーパーポイントカード」はよく使うお店(ネットショップ含む)でポイントが使えることや、期間限定ポイントなどのキャンペーンなどで、ポイントを思わず使ってしまう(=買い物を促進する)仕組みが機能しているようだという。

 次に、各カードを所持する人にそのポイントカードを持った理由について聞いたところ、共通して圧倒的に多かったのは「よく行くお店で使えるから(ネットショップ含む)」。中でもnanacoが最も多く60.7%だった

 また、各カードの特徴として、Tポイントカードは「使える店舗数が多いから(22.1%)」、楽天スーパーポイントカードは「ポイント付与や還元率が高いから(23.2%)」が他のカードと比べて高くなっており、各カードの強みやプロモーションの成果が表れているようだとしている。

 ポイントカードに欲しいと思う機能について聞いたところ次のような回答があったという。「定期預金のように、一定期間ため続けていればボーナスのようにちょっとした上乗せが還ってくるサービスがあればうれしい。(29歳/女性)」

 「ひとつのカードにいろいろなポイントが集約できる。一枚でいろいろなポイントカードとして使える。(39歳/男性)」

 「複数のポイントを一枚のカードで管理できるもの。またはスマホアプリのポイントカード。(28歳/男性)」

 「有効期限がない。使いたい時にレジで「ポイント使います」の一言で1円から使える。(34歳/女性)」

 これらによって「複数のポイントを一枚のカードで管理できる」「ひとつのカードにいろいろなポイントが集約できる」など、複数のカードを持つことを煩わしく感じていることが分かる。他には、一枚のカードで広範囲・多店舗で使えることや、有効期限がないことも理想のポイントカードとして多くあげられていた。(編集担当:慶尾六郎)

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