住友商事、米フロリダ州のマイアミタワーを取得

2016年6月5日 09:36

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マイアミタワー(住友商事発表資料より)

マイアミタワー(住友商事発表資料より)[写真拡大]

 住友商事は3日、米州住友商事会社を通じて、フロリダ州マイアミ市のランドマークタワー「マイアミタワー」を取得したことを発表した。

 47階建てのマイアミタワーは、マイアミ市のダウンタウンに位置し、世界的に有名な建築家であるI.M.Pei氏によって設計され、1987年に竣工した。上層階37フロアのオフィス部分と下層階10フロアの駐車場部分、公共交通機関の駅施設、1階の商業施設部分から構成されている。

 ダウンタウン地区は、マイアミ空港から車で20分ほどで、国際金融機関、法律・会計事務所、州・連邦政府機関などが集積している。マイアミタワーの周辺エリアは、大型・小売店舗や大型シネマコンプレックスなどの施設も充実しており、職住接近による豊かさを求める若い世代に人気のエリアとなっているという。

 住友商事ではこれまでもニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントンDCなどの都市でオフィスビル投資を行っている。

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