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電通、マレーシアのネット広告会社コンシダー・デジタルを買収
電通ば買収するマレーシアの総合デジタルエージェンシー「コンシダー・デジタル(Consider Digital)のWebサイト。[写真拡大]
電通は6日、海外本社の電通イージス・ネットワークが、マレーシアの総合デジタルエージェンシー「コンシダー・デジタル(Consider Digital)の株式51%と、完全子会社化するオプションを取得することで合意したと発表した。マレーシアのグループ各社と連携を図り、同国での成長戦略を加速させていくという。
同社によると、今回買収するコンシダー・デジタル社は設立が2013年で、SEM、ソーシャルメディア、コンテンツマーケティング、データ分析、Eコマースなど、デジタル広告マーケティング領域全般を扱っている。創業者で最高経営責任者(CEO)のKasper Wandi氏は米グーグル出身。
マレーシア内外の有力企業からの受注で急成長を遂げており、従業員者数も50名規模に拡大しているという。2015年12月期の売上高は510万マレーシアリンギット(約1億4,000万円)。
株式取得後はコンシダー・デジタル社を電通グループのグローバルネットワーク・ブランドの1つでデジタル・パフォーマンス領域に強みを持つアイプロスペクト(iProspect)の現地法人「アイプロスペクト・マレーシア」と合併させ、社名をコンシダー・アイプロスペクト(Consider iProspect)に改称する予定。
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