【銘柄フラッシュ】クリエアナブキが消費者庁の移転など思惑材料に急伸しバリューゴルフはストップ高

2016年3月16日 16:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 16日は、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)の売買代金がETF(上場投信)を除くと東証全銘柄の1位となり、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は出来高が1位。三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)も含めて同日付の日本経済新聞・朝刊に「買い戻しに一巡感」などと伝えられ2日連続小幅安となったが、いぜん買い手は高水準との見方が出ていた。

 各銘柄とも3月期末の配当利回りが高めで、メガバンク株は流通性に富むため配当狙いの投資を行いやすい。これを確保する買い付け最終日(権利付最終日)は3月28日になる。

 ソニー<6758>(東1)が「VR」(仮想現実)技術を盛り込んだ最新のゲーム機「プレイステーションVR」への期待などから3.2%高となり、戻り高値を2日ぶりに更新して出来高・売買代金とも増加。サイバネットシステム<4312>(東1)は先進運転支援(ADAS)ソリューションなどを4月開催の国際展示会ファインテックジャパンに出展することなどが言われて14.8%高となり、日本コンベヤ<6375>(東1)は15日に発表した第1四半期決算などが好感されて12.7%高。ハーツユナイテッドグループ(HUG)<3676>(東1)は小型無人飛行体「ドローン」関連株人気に乗り6.6%高。

 サイオステクノロジー<3744>(東2)は特許取得や「AI」(人工知能)関連株人気などに乗りストップ高の27.2%高と上場来の高値を更新し、3月2日上場のバリューゴルフ<3931>(東マ)は決算発表を好感してストップ高の24.8%高。GMOメディア<6180>(東マ)は仮想通貨「ビットコイン」をゲーム内で使用可能な通貨に加えたと伝えられて仮想通貨関連事業に期待が強まり22.6%高。クリエアナブキ<4336>(JQS)は四国地盤の人材派遣会社とあって消費者庁の徳島県への移転が思惑材料との見方があり21.2%高の急伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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