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【株式評論家の視点】マイネットはスマホゲーム運用の有力企業、今期は売上・利益とも2倍伸長
マイネット<3928>(東マ)は、昨年12月21日に東京証券取引所マザーズ市場に上場。買収・提携により開拓したゲームタイトルを、卓越した運営力で成長発展させるスマートフォンゲームセカンダリ市場のトップランナー。国内最大級の相互送客ネットワーク、キャラクターIPの創出、データ分析成果の蓄積を強みとして、現在18タイトルのスマートフォンゲームを運営している。
ゲームタイトルの企画・開発・運営を総合的に引き受けし、パブリッシャーの人員の再配置や収益確定・安定化を実現する運営グロースサービスを提供している。マイネットが培ってきたスマートフォンゲーム運営のノウハウや集客力を活かし、多数の大手パブリッシャーより、ゲームタイトルの買取・運営移管実績がある。
昨年9月にはビジュアルキャラクターゲームを運営するゲーム事業者に向けて同社が提供している相互送客ネットワークである「CroPro(クロプロ)」のサービスを正式にリリース。相互送客ネットワークとしては日本最大級で、同12月末現在、参加ゲーム事業者は67社となっている。
前2015年12月期業績実績は、売上高が29億6400万円(前の期は9億9300万円)、営業利益が1億4500万円(同200万円)、経常利益が1億3100万円(同0万円)、純利益が9500万円(同100万円)に着地。
今16年12月業績予想は、売上高が60億円(前期比2.0倍)、営業利益が3億円(同2.1倍)、経常利益が2億9000万円(同2.2倍)、純利益が2億円(同2.1倍)と大幅増益の続伸を見込んでいる。
株価は、昨年12月21日に公開価格1680円を19.3%上回る2005円で初値をつけ、同25日高値3230円と買われた後、 1月21日に上場来の安値1220円まで調整を挟んで2月1日高値1845円と上昇。同10日安値1462円と売り直され下値確認から同18日に3985円と連日の上場来高値と買い進まれている。独自の集客基盤である「CroPro(クロプロ)」によりリビルド後タイトルの利益最大化を図れる仕組みを持つことが同社のセカンダリ市場における大きな強みとなっており、トップランナーとして高い成長が続く見通し。1500円割れを下値として固めて上昇していることから、公募株の売りを吸収し需給は好転しており、一段と上昇基調を強める可能性はありそうだ。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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