【銘柄フラッシュ】マイネットなど急伸し最近いいところ無しのメガバンクは一時浮揚

2016年2月13日 08:12

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 12日は、すかいらーく<3197>(東1)が10日発表の四半期決算や中期計画などを好感して後場一段高となり、大引け14.2%高で東証1部の値上がり率1位(上場投信を除く)。ライオン<4912>(東1)も四半期決算が好調で、前場の高値は抜けなかったが8.7%高となり東証1部の値上がり率2位(同)となった。

 サッポロホールディングス<2501>(東1)は四半期決算が好調で今期の大幅増益見通しも好感され、後場一段強含んで大引け4.4%高と出直りを試す様子。本日13時に四半期決算を発表した横浜ゴム<5101>(東1)は一気に堅調転換し0.4%高。

 三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は11日連続安の4.1%安となり、9日続けて昨年来の安値を更新したが、黒田日銀総裁が正午頃に首相官邸に入り相談と伝わると13時頃に一時0.5%高程度だが前日比プラス圏に浮上する場面があった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)も大引けは2.2%安だが取引時間中に何度か前日比プラス圏に浮上する場面があり、メガバンク各銘柄は一方的な下落基調に変化の兆し。

 グローバルダイニング<7625>(東2)は10日発表の四半期決算の大幅黒字転換など好感されて10.1%高。12月上場のマイネット<3928>(東マ)は12月の高値以降ほとんど相場がないままだったこともあり、四半期決算などが好感されてストップ高の25.6%高。そーせいグループ<4565>(東マ)四半期決算の大幅増益のほか新薬候補化合物の臨床好調との発表も言われて7.9%高。リバーエレテック<6666>(JQS)は四半期決算の完全黒字転換などが好感されてストップ高の25.4%高。ユニバーサルソリューションシステムズ<3390>(JQS)は四半期赤字だったが通期の赤字縮小の可能性に期待が出た様子で15.3%高。パピレス<3641>(JQS)は電子書籍レンタルサイトの会員数200万人突破も好感されて4.4%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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