目先は国内に関心が向かいやすく/後場の投資戦略

2015年9月18日 12:19

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;18175.36;-256.91TOPIX;1471.16;-20.75

[後場の投資戦略]

 米利上げ見送りは想定されたことであった。年内利上げの可能性も予想されていることであるが、結局は前日のリバランスの反動といったところであろう。一先ず日経平均は5日線処での攻防をみせており、同水準での底堅さが意識されているようであれば、値ごろ感からの買いも入りやすい。しかし、連休を前にしてリスクを取りに行く流れは限られそうであり、こう着感の強い展開になりそうだ。
 もっとも、FOMCが通過したことから、目先は国内に関心が向かいやすくなる。安保法案可決後は改めて経済対策などに関心が集まりやすい。また、イベントとしては来週には米アップルの新型iPhone「6s」シリーズが発売されるため、関連銘柄なども注目されそうだ。米利上げ先送りで為替相場が円高に振れやすいなかでは、内需系にシフトしやすい面もあろう。(村瀬智一)《NH》

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