東和薬品、ジェネリック医薬品生産能力を増強　山形工場に253億円投資

　東和薬品は14日、山形工場を設備増強し、生産能力を現在の25億錠から65億錠に引き上げると発表した。投資額は253億円。

　政府が6月30日に閣議決定した「経済財政運営と改革の基本方針 2015」では、後発医薬品の数量シェア目標値を「2017年央に70%以上、18年度から20年度末までの間のなるべく早い時期に80%以上」としており、これに対応するため生産能力を増強する。

　同社が5月に開示した中期経営計画では、厚生労働省が13年4月に発表した目標値「18年3月末までに60%以上」に合わせて、18年3月末に3工場で125億錠の生産能力を確保する計画だった。