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神奈川県ら3自治体とトヨタら4社、「低炭素水素」活用実証プロジェクトを検討
京浜臨海部での低炭素水素活用実証プロジェクトによるサプライチェーンのイメージ(東芝の発表資料より)[写真拡大]
神奈川県、横浜市、川崎市、岩谷産業、東芝、トヨタ自動車、トヨタタービンアンドシステムは9日、神奈川県の京浜臨海部を対象地域として低炭素水素を活用する実証プロジェクトの具体的な実証内容の検討、事業可能性調査を開始すると発表した。
この実証プロジェクトは、再生可能エネルギーを活用した「CO2フリー水素の製造」に加え、その「貯蔵」「輸送」、「利用」も含めた水素サプライチェーンの構築を通じて、水素利活用における簡易な統合的システムを目指もの。将来の地域展開と地球温暖化対策への貢献を目指し、4つのテーマで取り組む。
テーマは、①風力発電(ハマウィング)により水を電気分解して水素を製造するシステム、②最適な水素供給を行うための貯蔵と輸送の仕組み、③燃料電池フォークリフトの導入利用、④水素サプライチェーンの事業可能性調査(水素価格、CO2削減量など)。
プロジェクトは4年間を予定しており、今年から具体的な検討を進め、2016年4月以降、本格的に実証を開始していく。
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