9日の中国本土市場概況:4日ぶり反落、金融株が下げ主導

2015年6月9日 17:13

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:13JST 9日の中国本土市場概況:4日ぶり反落、金融株が下げ主導
9日の本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.35ポイント(0.36%)安の5113.54ポイントと4日ぶりに反落した。上海A株指数は19.17ポイント(0.36%)安の5356.02ポイント。外貨建てB株相場は続落。上海B株指数が3.12ポイント(0.61%)安の512.15ポイント、深センB株指数は8.96ポイント(0.58%)安の1549.59ポイントで引けた。

利食い売りが優勢。上海総合指数は昨日までの3日続伸で、約7年5カ月ぶりの高値を切り上げているため、過熱感が意識された。また、物価統計が弱い内容だったことを受け、景気の減速懸念も浮上している。

時価総額上位の金融株が下げを主導する。中国工商銀行(601398/SH)が2.0%安、中国農業銀行(601288/SH)が1.9%安、中国平安(601318/SH)が2.8%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.7%安と売られた。鉄道関連株や不動産株、自動車株などもさえない。

半面、原発関連の銘柄は物色される。重工業設備メーカー(原発設備など)の中国第一重型機械(601106/SH)がストップ高、発電設備メーカーの上海電気集団(601727/SH)が9.9%高で引けた。原子力発電大手の中国核能電力(601985/SH)が翌日上場して多額の資金を調達するため、これから原発投資が活発化するとの期待が強まっている。《ZN》

関連記事