富士電機、独コジェネ企業とガスエンジン・コージェネレーション販売契約

2015年5月28日 15:38

印刷

2G社のコージェネレーションシステム(富士電機の発表資料より)

2G社のコージェネレーションシステム(富士電機の発表資料より)[写真拡大]

 富士電機は28日、ドイツの2G Energietechnik(2G)と同社のガスエンジン・コージェネレーションシステムの販売契約を締結したと発表した。

 2G社は、1995年に設立し、世界20カ国・4,000台以上の稼働実績を有する、コージェネレーションシステムのパッケージメーカーである。今回、富士電機はターゲットとする600kW~2,000kWの容量帯で、2G社と日本国内独占販売契約を締結した。また海外でも、同社のラインアップ(50kW~2,000kW)を販売できるという。

 富士電機の商材に世界トップクラスの発電効率を誇る2G社のコージェネレーションシステムを加えることで、これまで以上に幅広いソリューション提案が可能となり、設備の電力安定化と省エネ化を目指す。国内外の工場(食品・半導体・自動車など)、病院、データセンター、商業施設、地域エネルギーセンターなどを販売ターゲットにしている。

関連記事