スズキ、SUV「ハスラー」を一部改良 「S-エネチャージ」で燃費向上

2015年5月13日 14:43

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ハスラーX(写真:スズキ発表資料より)

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 スズキは13日、クロスオーバーSUV型軽乗用車「ハスラー」を一部改良し、一部グレードにモーターアシスト機構「S-エネチャージ」を搭載して発売した。

 従来の自然吸気(NA)車で無段変速機(CVT)車に搭載していた「エネチャージ」を改良型の「S-エネチャージ」に変更。モーターアシスト時間を最大6秒間から30秒間に増やし、アシスト速度域を約15~85km/hから発進後~約85km/hに拡大させた。また、改良型R06A型エンジンを搭載し、圧縮比の向上や低中速域の動力性能を向上させたという。これらにより、JC08モード燃費が2WD車で32.0km/L、4WD車で30.4km/Lに向上した。

 また、車体色として新たに「クリスタルホワイトパール」、「クリスタルホワイトパール ブラック2トーンルーフ」(「A」グレード以外)を設定した。

「S-エネチャージ」搭載車の価格は、126万1,440~162万1,080円(税込)。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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