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オリックス、仏空港運営会社と関西国際空港の運営事業者選定に向け共同検討
オリックスと仏空港運営会社ヴァンシ・エアポート(VINCI Airports)は30日、新関西国際空港が実施する関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の運営事業者の選定審査に向けて共同で検討することで基本合意したと発表した。
合意書では、両社が対等な立場での事業パートナーとなることを意図しており、協力して審査手続きに臨む予定。また両社は、今後新関西国際空港株式会社との協議や詳細な資産査定などを行った上で、事業への参加に向けて検討を進めていく。
ヴァンシ・エアポートは、フランスの11空港、ポルトガルの10空港(乗客数1,800万人のリスボン・ハブを含む)、カンボジアの3空港からなる、24空港の開発・運営を管理している。ヴァンシ・エアポートのネットワークには100社を超える航空会社が就航しており、2014年の年間乗客数は4,670万人で、売上高は7億ユーロを上回った。空港の開発・資金調達・建設・運営にあたっており、投資能力、国際的なネットワーク、ノウハウを活用することで、既存の空港インフラストラクチャ、施設拡張、新規建設で最適な管理を行っている。
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