石油資源開発と三井物産、共同で天然ガス火力発電会社を設立

2015年4月23日 19:04

印刷

 石油資源開発は23日、三井物産との共同出資で「福島ガス発電株式会社」を設立したと発表した。

 石油資源開発はこれまで、電力の安定供給や地元経済の活性化などを目的として、天然ガス火力発電事業にかかわる環境影響評価法に基づく手続きを進めてきた。今後は、福島ガス発電がこの事業を引き継ぐ。

 福島ガス発電は、設立時資本金は2億3,450万円(資本金1億1,725万円、資本準備金1億1,725万円)で、出資比率は石油資源開発50.7%、三井物産49.3%。建設する発電所の仮称は「相馬港天然ガス発電所」、建設予定地は福島県相馬郡新地町(相馬港)、発電規模は120 万kW級(60万kW級×2基)で、運転開始は1号機が2020年1月、2号機が2020年4月の予定。

関連キーワード

関連記事